冬の扇島閘門…1

(『新横利根閘門…4』のつづき)
FI2618313_1E.jpg横利根川を渡って、常陸利根川の堤防道をしばらく走って右に入り、大割水路沿いの未舗装道へ。

電柱も柵もない、水路を間近に楽しむことのできる素敵な小径を進み、今ひとつの閘門へ向かいましょう…。
撮影地点のMapion地図


FI2618313_2E.jpgまた来てしまいました、田んぼの真ん中にぽつりと立つ、愛しの極小閘門…、扇島閘門。

前回ご紹介時(過去の記事『扇島閘門…1』ほか参照)は、4月も末で、田んぼはなみなみと水をたたえ、クロ(あぜ道)に茂る雑草も青々としていましたが、冬枯れたこの時期は、どんな表情を見せてくれるのか…。

FI2618313_3E.jpgまずはエンマ側から。
田植えの時期とくらべて、エンマの水位をだいぶ下げているようですね。護岸に白く、以前の水位の跡が見られます。

バックの並木も、当たり前ですが葉を落とし、わびしい雰囲気ですが、それがまたいい感じです。


FI2618313_4E.jpg閘室側から。この角度から見ると、背の高い枯れ草に埋もれて、放置された廃水門の風情。

こちら側は天端に動力などの設備がなく、あっさりした外観なのも手伝っているのでしょう。




FI2618313_5E.jpg橋の上から、支塔の間にエンマを望んで…。
扉体が閉じていると、ずいぶん印象が違いますね。上にラックが突き出ていない分、小さくなったように感じられるほどです。

空気はもちろん冷たいのですが、風もなく、陽射しの暖かな冬枯れの景色の中で、閘門も穏やかな表情を見せてくれ、来て良かった、と思えたものです。
撮影地点のMapion地図


(21年1月3日撮影)

(『冬の扇島閘門…2』につづく)