新横利根閘門…3

(『新横利根閘門…2』のつづき)
FI2618311_1E.jpg閘門の周りを心ゆくまでウロつき、満足して、そろそろ引き上げようか…と後ろを見せたそのとき、にわかに警報音が鳴り響き、上流側の扉体が降り始めました。船が通航しようとしているのです!

泡を喰って、橋の上に駆け戻ると、すでに扉体は7分目まで閉じており、対岸の牛堀の街並みが、すっかり見渡せるまでになっていました。

FI2618311_2E.jpg閘室には、一艘のボートが入っており、すでに着岸して待機中。

いや、もうちょっとで、通航シーンを見逃すところでした。閘門に入ってきてくれた、ボートの皆さんに感謝しつつ、じっくり楽しませていただきましょう。





FI2618311_3E.jpg橋の上から、急いで下流側ゲートに降りてみると、すでに排水が始まっており、水面にモクリ、モクリと、湧き出す水の波紋が広がっているのが見えました。

水位差が少ないので、江東の2閘門のような激しい排水ではありませんが、この後のシーンを思うと、わくわくするひとときではあります。

FI2618311_4E.jpg盛大にしずくをしたたらせて、青空をバックに水のカーテンを作りつつ、扉体がいっぱいに上がりました。

何度かお話ししたように、通航する艇からすれば、困りものの水カーテンですが、こうしてはたから見ている分には、何とも躍動的で、絵になるシーンではあります。通るならマイタゲート、眺めるならローラーゲート、といったところでしょうか。



FI2618311_5E.jpg扉体からの「雨」が、小降りになるのを待ちかねたように、ボートが閘室を出てゆきます。

いや~、ご馳走さまでした!



(21年1月3日撮影)

(『新横利根閘門…4』につづく)