新横利根閘門…1

(『新利根川河口水門…4』のつづき)
FI2618309_1E.jpgいまひとつ閘門を楽しんでゆこうと、おなじみ十六島の北西端に到着。いや、正確には、この閘門のある、横利根川を渡った向こうが十六島です。

こちらも各所で紹介されているので、ご存知とは思いますが、横利根川の流頭部、常陸利根川との境目にある、新横利根閘門。堤防道が、閘門を渡る区間だけ、ぐっと高度を上げているのが印象的でした。
撮影地点のMapion地図

FI2618309_2E.jpg前回に引き続いて、またも「新」付きですが、これは下流の利根川との合流点に、横利根閘門(過去の記事『魅惑の水郷…6』参照)がすでにあるため、区別するために冠されたのでしょう。

写真は上流側ゲートを、常陸利根川の水辺から見たところ。高さにくらべて幅があるので、恰幅のよい、安定感のある雰囲気です。




FI2618309_3E.jpg同じゲートを反対側、閘室の横から。閘室に張り出すようにして、枝を広げている一本の木がいい感じですね。

ここだけ切り取って見ると、堤防がかなり高く感じますが、一枚目の写真でもおわかりのように、橋の桁下高をかせぐため、取付け道路が盛り上がっているに過ぎません。このあたりの堤防は概して低く、水辺との距離が近い、水郷ならではの川景色が楽しめます。

FI2618309_4E.jpg水位差があるので当然ですが、下流側のゲートは、扉体を下ろしていました。

ここもやはり、釣り人さんたちがちらほら。お邪魔をしないように、息をひそめながら、閘門の周りを行ったり来たり…。それでも興奮は抑えられず、足早に動き回っては、カメラをパシャパシャやる闖入者一名。さぞお腹立ちだったことでしょう。ごめんなさい。

FI2618309_5E.jpg残念ながら、街灯の影が真ん中に入ってしまいましたが、下流側ゲートにあった、新横利根閘門の銘板です。

真鍮製でしょうか、風化しかけた凹部の黒い塗料に、茶色く酸化した地金の肌がよく似合っています。昭和49年3月完成、とありました。



(21年1月3日撮影)

(『新横利根閘門…2』につづく)