古川をほんの少し歩く…2

(『古川をほんの少し歩く…1』のつづき)
FI2618303_1E.jpgテラスの柵から身を乗り出して、下流側を見たところ。

このあたりはゆるやかな屈曲区間なので、すぐそばに架かる小山橋のほかは、特に目につくものはなし。
すぐ対岸の建物は、町工場のようでした。この土地にも、舟運と密接に関わった工業地帯だった時代が、あったのでしょうか。

FI2618303_2E.jpg小山橋が気になったので、ちょっと見に行ってみよう…。

高欄というかガードレールというか、外側に向けて反りかえった青い柵が、独特の雰囲気をかもし出しています。
撮影地点のMapion地図



FI2618303_3E.jpg小山橋の上から上流側の眺め。奥でか細い陽に照らされているのが、先ほど通った二の橋、右が親水テラスです。

このあたりは、水面下に基礎護岸の張り出しも無いようなので、水深さえあれば、テラスに接岸もできそうですね。



FI2618303_4E.jpgさらに歩いて、一の橋から下流側の風景。う~ん、この曲がりっぷりはなかなか…。都心の河川では珍しい、90度を超える急カーブに、古風な石垣護岸と来ては、かなり萌えてしまいます。左の護岸上には、噴水とライトアップの設備があるのですね。

この近くにある麻布十番、子供のころはよく遊びに来たのですが、「川の地図辞典」(菅原健二著)によれば、江戸時代、舟航の便のために古川の掘り下げをした際、工事区間を一番から十番まで区分けして行った、その名残りの地名なんだそうです。

FI2618303_5E.jpg上の写真にも写っている、木造風にあつらえた人道橋の上から、下流側を望んで。昔は、このあたりまで舟が遡ってきたと思うと、古川再挑戦の思いが、むくむくと頭をもたげてきました。

二の橋とまではいかなくとも、せめて前回より上流…金杉橋より先に、艇を進めてみたいものですねえ…。
撮影地点のMapion地図


(21年1月1日撮影)

(この項おわり)