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花畑運河を走る…3

(『花畑運河を走る…2』のつづき)
FI2618289_1E.jpgくぐれないとあれば、ここはいったん撤退するほかありますまい。

桜木橋は、平成に入ってから改架されたそうですが、おそらく先代の橋は、今のように平らではなく、舟航を考えて桁下高を取った、中高の橋だったのではないでしょうか。この桁下高の低さを見ると、運河としての機能が、かえりみられなくなって久しいことを、痛感させられます。

FI2618289_2E.jpg撤退するといっても、帰るわけではありません。今は干潮に向かっているのですから、水位が低くなるのを待ち、再挑戦すればよいと思ったのです。

六ツ木水門の水位表示を見ても、すでにA.P.+1.57m。入ったときはA.P.+1.63mでしたから、6cmほど下がったことになりますね。

しかし、この水位表示は便利ですわ! 明らかに通航船のためにある、この設備が存在するというだけでも、立派に「運河」と呼ぶに足るわい、と、一人感じ入っておりました。(魚探を持っているのに…)

FI2618289_3E.jpg花畑運河をいったん出て、中川の河道を横断し、はす向かいにある大場川水門から、大場川(過去の記事『中川…4』参照)に進入。

運河の中で、そのまま待てばよさそうなものですが、この日はなんとなく、大場川ののどかな風景を眺めながら、一息入れてみたくなったのです。
撮影地点のMapion地図

FI2618289_4E.jpg大場川マリーナの近くまで入り、対岸近くの浅瀬に投錨、少し早いお昼ご飯にすることにしました。

マリーナ銀座であるここ大場川も、年末とあって静かで、岸辺に釣り人さんの姿が二、三見られるほかは、動くものすらありません。風もなく陽射しは暖か、鏡のような水面のなめらかさを楽しみながら、ゆっくり昼食を取ることができました。

FI2618289_5E.jpg40分ほどかけて、のんびりお弁当をいただいてから、大場川を出港。桜木橋前で転進してから、1時間近くは経っていますから、水位もちょうどよいころあいでしょう。

写真は大場川水門のほぼ対岸にある、可愛らしいデザインの樋門。垳川の出口に当たります。



(20年12月30日撮影)

(『花畑運河を走る…4』につづく)