富津岬から…1

(『新富運河を訪ねて…5』のつづき)
FI2618270_1E.jpg新富運河を探索した後は、せっかくここまで来たのだからと、東京湾の真ん中に深々と突き刺さる砂嘴、富津岬の突端へ。

防砂林の間を抜けると、突然視界が開け、写真のようなオブジェ然とした建造物が現れました。う~ん、まるで、「箱根彫刻の森美術館」にいるような眺め。いえ、行ったことはありませんが。
撮影地点のMapion地図

FI2618270_2E.jpg目前にそびえ立つこれは、オブジェならぬ、「明治百年記念展望台」なのだそうです。
強い北風が唸り、頭上を群雲が飛ぶ、「風雲急を告げる」という言葉そのもののような天候下、何か血沸き肉躍るものがあり、早速登ってみることに。

…とは言うものの、階段の数は結構あり、早くも息が切れてきました。トシには勝てませなんだ。

FI2618270_3E.jpgてっぺんに上ると、華奢な構造のせいか、絶え間なく吹き付ける北風にあおられて、まあ揺れること揺れること。それでも、周囲にさえぎるもののない、雄大な風景を眺めるのは楽しく、しばらく降りる気にはなれませんでした。

北岸を見ると、この強風を好機ととらえた、たくさんのウィンドサーフィンが帆走を楽しんでいました。

FI2618270_4E.jpg岬のすぐ北にある砂洲には、数枚(数隻?)のウィンドサーフィンが、波打ち際に引き上げられ、休憩中のようです。

無人島に上陸した気分で、楽しいでしょうね。しかし、スーツを着ているとはいえ、寒くないのかしら。


FI2618270_5E.jpg今走ってきた、東側の眺めが、これまた絶景。

潮流によって、気の遠くなるような長い年月をかけて成長したと思しき、巨大な砂嘴の姿を、足元に一望することができる面白さ。今にも降り出しそうな空ですら、この光景の雄大さを演出するのに、一役買っているように思えたものです。


(20年10月19日撮影)

(『富津岬から…2』につづく)