新富運河を訪ねて…1

(『新富運河が気になる!』のつづき)
FI2618265_1E.jpg新日鐵の大工場群の誘惑を振り切り、君津大橋の上まで来ました。
ここは、君津市の最西端を流れる、小糸川河口に架かる橋で、新富運河の入口も、同時にまたぐ橋でもあります。

先ほどまでの晴天がウソのように、にわかに群雲が空を覆い、怪しい空模様になってきました。橋の上から、新富運河をのぞいてみると…。
撮影地点のMapion地図

FI2618265_2E.jpg新富運河の東端部は、ご覧のような垂直護岸に固められた、直線的な細い水路でした。

一見した限りでは、河口部に近い割には、砂州の露出もなく、橋もそこそこの高さがあって、艇で走れそうかも、といった印象でした。が…。



FI2618265_3E.jpg橋の手すりから身を乗り出して、水面をのぞきこんでみると……。
写真では、よくわからないかもしれませんが、水面を透かして、底の砂地が見える! 推定水深0.3m…もう、ほとんど航行はムリと言っていい状況(涙)。

満潮時ならいけるかしら、とも思ったのですが、この日は日中の潮位が高い日で、13時18分の干潮でも、推算潮位124cm。撮影時刻の11時過ぎでこのありさまですから、夜の干潮時には、水底が露出しているのではないでしょうか。

FI2618265_4E.jpgそんなわけで、冒頭からガックリくるモノを見てしまい、大いに盛り下がったわけですが…。せっかく訪ねたのだからと、運河の終点を目指しながら、ところどころで水路風景を拾ってゆくことにしました。

まずは、運河が君津市から富津市に入ったあたり、新川橋周辺の様子を見ることに。

FI2618265_5E.jpg新川橋から東側の風景。クランク状に曲がった運河は、ここで幅を広めて、直線の水路になります。

水面の中央、どこから飛ばされてきたのか、葉のついた枯れ枝が顔を出していました。ここも先ほど同様、せいぜいひざ下くらいの水深しかないようです。
撮影地点のMapion地図


(20年10月19日撮影)

(『新富運河を訪ねて…2』につづく)