入江川水系を眺める…11

(『入江川水系を眺める…10』のつづき)
FI2618255_1E.jpg長屋の増築率が上ったと思う間もなく、今度は長屋そのものがぶつりと途切れ、水際には戸建ての二階屋が並ぶようになりました。

一戸建てだけあって、さらに各戸の個性が強くなり、色もなかなかカラフル。二階建ての母屋(?)から、桟橋に向かって軒を長く突き出すさまは、独特の雰囲気があり、「子安浜建築」として、内外に保存を呼びかけたら…などと、素人の妄想が爆発してしまいました。

FI2618255_2E.jpgまた派川を横切りました、入江川第二小派川です。全長300m、出田町と恵比須町の間から、遠くベイブリッジを望むことができます。

むっ、右手に見えるクレーン、なかなかそそるシルエット…。
今度、じっくり眺めに来よう。


FI2618255_3E.jpg前方の橋は、富士見橋ですね。おや、また旧橋脚を避けて、新しい橋脚を建てた橋だ…。さっきの新浦島橋と、同じ工法ですね。

う~ん、これも「子安浜式架橋法」として、ぜひ、指定文化財登録を!
イヤ、すみません、調子に乗りすぎました。

FI2618255_4E.jpgこの旧橋脚は、新浦島橋よりずっと細いですね。もとは人道橋だったのかもしれません。

しかし、なぜこのような工法を採ったのでしょう。船や人家が密集していて、大規模な工事ができないからでしょうか。昔の大型和船には、梁一本でも旧船の部材を使用すれば、新造ではなく、修繕とされるたてまえがあったそうですが、この橋の造りにも、それに近い理由があるのかもしれませんね。

FI2618255_5E.jpgおお、この桟橋化改造船は、またダイナミック…。

船首の乾舷からして、現役時代は堂々たる威容を誇っていたことでしょう、小屋掛けした部分の収容力も、今までのそれとは桁違い。20f程度の艇なら、両舷に4隻はもやえそうで、改造船の王様の風格がありました。
撮影地点のMapion地図


(20年11月1日撮影)

(『入江川水系を眺める…12』につづく)