入江川水系を眺める…2

(『入江川水系を眺める…1』のつづき)
FI2618246_1E.jpg鉄橋をくぐって、三井倉庫を、貨物線越しに見たところ。

クレーンのある正面(いや、看板があるこちらが正面なのでしょうか)とは違って、こちら側は壁の剥落や汚れが目立ち、築年数相応の古び方をしていますね。




FI2618246_2E.jpg進行方向右側、千若町1丁目と2丁目を分かつ水路は、小派常磐川。長さ620mの運河で、船溜としても利用されています。

遠くに見える鈑桁橋、千鳥橋もちょっと古そうで、惹かれるものがあったのですが、「呼ばれていない」感じがしたのか、初回から欲張るのは事故のもと…とヘンな理屈をつけて、入江川第二派川を直進。

FI2618246_3E.jpg前方には、赤錆びた廃線の鈑桁橋が出現。写真左手にある東高島駅から、千若町1丁目に至る、枝線を渡していたのですね。

ゴルフ練習場の高いネットが空を覆い、鉄橋はいかにも、世の動きから取り残された風でたたずんでいます。橋脚は、石張りのようですね。

FI2618246_4E.jpg頑丈そうな、ずん胴の橋脚に近づいてみると、丸みをつけた端部には、ゼブラ塗装がうっすらと残っていました。

この橋より、おそらくずっと後輩の、豊洲運河の専用線の橋は、とっくの昔に取り外され、橋脚のみになってしまいましたが、ここ横浜ではまだこうして、現役時代の姿をしのぶことができる…。わずか30kmほどしか離れていないのに、不思議な気分でした。

FI2618246_5E.jpg廃橋をくぐった右手は…おお、新山下運河から引き続き、護岸祭り(笑)ですね。

石垣護岸の上に設けられた、コンクリート桟橋…山と積まれたガレキの重みに耐えて、放置されつつも足を踏んばるその姿。かつてはここも、倉庫が立ち並び、バージの荷役で賑わっていたのでしょう。
撮影地点のMapion地図


(20年11月1日撮影)

(『入江川水系を眺める…3』につづく)