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中川水門の水位差

(『新中川・中川に拾う』のつづき)
FI2618229_1E.jpg通過時の様子は、舵から手が離せないこともあって、今までなかなか撮ることができなかったのですが、今回ブレながらも、ようやく撮影に成功(と、言うほどのものではないかな…)したので、とくとご覧あれ。

水位計のガードに、当たった水流が渦を巻くさま、側壁の継ぎ目と比べると、水面に勾配があることも見て取れ、水が相当な勢いで、荒川から中川に流れ込んでいる様子がわかります。

FI2618229_2E.jpg背割堤一本を隔てただけで、並行している中川と荒川ですが、河床勾配の差など、さまざまな理由があるのでしょう、通船路として設けられた二つの水門では、潮汐によって、結構な水位差が生じてしまうのです。(綾瀬水門での様子は、過去の記事『綾瀬川の帰り道に』参照)

今でこそ、エンジンの出力に余裕のある船が多いので、これでよいのでしょうが、かつての非力な汽船や、櫓や竿で動く船の時代は、閘門がなければ、とても通航できなかったでしょう。昔、新川(過去の記事『中川…10』参照)が通船可能だった時代に、背割堤に船堀閘門が設けられていた理由が、実感できるひとときでした。

FI2618229_3E.jpg緊張感あふれる、中川水門通過とは打って変わって、以下はちょっと気の抜けた帰路のスナップ。

迫力ある爆音に、ついカメラを向けてしまうPWC艇隊。大場川(『中川…4』参照)から出てくるという知人の艇に、いつかは出くわすかも、と期待して見ているのですが、いまだ出会わず。

FI2618229_4E.jpg隅田川、白鬚橋近くで、川面を横断する鴨さんたちに遭遇。

「波が立つから、あっち行ってほしいが~」
「写真撮るなら、餌ぐらい持ってくるがいいが~」
…とか、ぼやいているのでしょうか。がーちゃん(がーちゃんフォトアルバム)に、通訳していただきたいです。


FI2618229_5E.jpg清洲橋上流、日本橋中洲にある、日本橋消防署の桟橋では、何やら水中にネットを張って、消防士さんが潜水作業中。

水温の低いこの時季に、引き波の絶えないここで泳ぎながらの作業は、さぞ大変だったことでしょう。お疲れさまです。
撮影地点のMapion地図


(20年10月12日撮影)

(『究極の曳船! 第十一あかつき』につづく)