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有明埠頭をめぐる…2

(『有明埠頭をめぐる…1』のつづき)
FI2618219_1E.jpg青海・有明埠頭間の水面には、「アジアエース」のほか、船影なし。

有明の突端、フェリー埠頭まで行けば、何かしら見られるかも…。少し風が出てきて、さざ波の立つ海面をスロットルを開け、一気に飛ばします。

FI2618219_2E.jpgフェリー埠頭まで来ると、期待どおり1隻接岸中でした。

左手の信号所では、「F」の点滅(自由信号)を現示中。5000t以上の船は入出港禁止、その他は出入りしてよい、という意味です。

FI2618219_3E.jpg接岸中のフェリーは、オーシャン東九フェリーの「おーしゃん うえすと」。以前、過去の記事「平日の東京港は」で紹介した、「おーしゃん いーすと」の僚船です。

いつ見ても、船首のランプをだらりと垂らしているのが印象的。

FI2618219_4E.jpg有明埠頭の対岸、中防の北東岸に、何やら巨大なモノがひしめいている…。

初めて目にする、その異様な風体の一群に吸い寄せられて、タイトルとはうらはらに有明沿岸を一時離脱。質量過剰好きのハートわしづかみ物件、これを見逃す手はありますまい!

FI2618219_5E.jpg近寄って観察すると、浮きドックの一種であることがわかりました。ひとつひとつ、塗装も形も異なり、名前が書かれているものもあって、眺めるほどに興味をそそられます。中では何か、組み立てているようですね。

すぐそばで、新しい橋(過去の記事『臨海大橋の橋脚』ほか参照)が建設中であることから、橋に関係のあるものを造っているのかしら、とも考えたのですが、ドックの内容物の長さからして違うようですし、わざわざドックを持って来てまで、造る理由が見当たりません。
撮影地点のMapion地図

帰宅してから、あれこれ検索してみると、「新海面処分場GブロックRCケーソン製作」(株式会社 不動テトラ)および「新海面処分場建設工事RC ケーソン進水・曳航・仮置作業のお知らせ」(PDFファイル)がヒット。
なるほど、処分場を沖合に拡張するためのケーソンを、ここで造っているわけですね。後者は平成18年の記事ですが、同様の工事が、今も断続的に行われているのでしょう。

ここでまた、ハタと思い出すものが。過去の記事「平日の東京港は」で紹介した、有明に沿って浮いていたケーソン群、やはりここでこうして造られて、有明沖で進水したのでは…。
上のPDF記事中にある「ケーソン進水位置」と、ぴったり符合します。
浮きドックたちは、過去もここで何度か集まっていたにもかかわらず、ボンヤリしていた私が、見逃していただけなのかもしれませんね。


(20年9月28日撮影)

(『有明埠頭をめぐる…3』につづく)