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渡合堰…1

(『八幡堀水門…2』のつづき)
FI2618159_1E.jpgお世話になった船頭さんや、組合の方々にお礼を言って、舟乗り場を離れ、ご当地琵琶湖畔の、水門めぐりとしゃれ込むことにしました。

まず降り立ったのは、こんもりと茂る里山のふもと、百々(もも)神社なるお社のおわす橋詰広場。地元の方によると、こちらの神様は、大きなムカデなのだとか。ムカデを漢字で書くと、「百足」ですから、神社の名前が「百々」なのも、納得させられます。

FI2618159_2E.jpg橋は渡合橋(わたらいばし)と言って、西の湖や水郷一帯の水を集めて、琵琶湖にそそぐ長命寺川を渡る橋。

橋の上からも、堰柱上の巻上機室が見えるように、ここの橋は渡合堰に併設された、管理橋でもあるのです。



FI2618159_3E.jpg下流(琵琶湖)側にあった、船着場から見たところ。小洒落た(?)巻上機室が、観光地の水門らしい雰囲気。

どうせなら、扉体の見える上流側から眺めた方が…という向きもおられるかもしれませんが、ご覧のように、閘門が付いているのが何より嬉しくて、つい閘門を間近に見られるここに、駆け寄ってしまいました。

FI2618159_4E.jpgニヤケながら、閘門のアップ。護岸にはゴムのフェンダーが備えられ、柵の上には監視カメラも見えます。堰が開放中なので、当然ながら信号は赤で、通航はできません。

ところで、「常時閉で、増水時解放されるのが堰、常時開で、増水時閉鎖されるのが水門」と、自分なりに理解していたのですが、この渡合堰の場合は、どうも当たらないようですね。
まあ、今まで見てきた中にも、樋門と水門が、または閘門と水門が区別されていない例はたくさんあったので、あまり気にしても、仕方がないのかもしれません。

FI2618159_5E.jpg閘門の上流側に回ってみると、あらら、扉体の前には土砂でも溜まっているのか、草が生えてしまっています。おまけに名物ホテイアオイまでが、いくつかプカリ、プカリ…。
残念ながら、最近は、あまり使用されていないみたいですね。

先ほども触れましたが、この日は休航中だったびわ湖観光株式会社の船に乗れば、コース上、当然この堰をくぐるのでしょうし、運よく(不謹慎ですが)琵琶湖が増水でもして、堰が閉鎖されていれば、言うまでもなく閘門通過と来るわけで…。
この筋がお好きな向きには、タマラン(笑)コースとなりそうですね。
撮影地点のMapion地図


(20年8月1日撮影)

(『渡合堰…2』につづく)