FC2ブログ

西の水郷を訪ねて…7

(『西の水郷を訪ねて…6』のつづき)
FI2618152_1E.jpg四たび、ヨシに囲まれた狭水路に突入。
こうして結構な時間、船頭さんの見事な櫓さばきを拝見していると、櫓漕ぎ愛好家(笑)としては、何だかウズウズしてきました。
う~、漕いでみたい…。

そんな、私のよこしまな心を見透かすかのように、「あとで、良かったら櫓漕ぎ体験してみてください」とのお言葉が! いやもう、ぜひ、是非、ゼヒ!

FI2618152_2E.jpgおっ、ホテイアオイが浮いている…。金魚鉢に浮かせると、金魚が根っこをツンツンとつつく、あれですね。

ほかの水草が、あまり目につかなかった(見逃しただけ?)に、これは珍しく見えました。栄養がよいせいか、丸々と太って、予備浮力(笑)も充分ありそうです。

FI2618152_3E.jpg水郷のほぼ南にある、可愛らしい姿の独立丘陵、円山。ふもとの集落には、現在もヨシ産業に従事する方々が、多く住んでおられるそうです。

十六島水郷とご当地の、もっとも大きな違いは、この、水辺間近に迫る、山々の存在でしょう。ほどよい高さの緑豊かな山並みが、広大な水面に姿を写すさまは、いい意味で絵に描いたような風景に思え、静かな水の魅力を、いや増しているように感じられたものです。

FI2618152_4E.jpg円山を望んだ水面の縁には、そこだけヨシの群落がぷつりと途切れたような、短い水路があり、その向こうは、今までにない広い水面があるようです。

「あそこを通れば、西の湖ですよ」
いよいよ、お願いしたコースの、折り返し地点が近づいてきました。

FI2618152_5E.jpg近江八幡水郷、最大の水面である、西の湖に到着です。霞の向こう、はるかに望むのは、織田信長の居城があったことでも知られる、安土山。

西の湖は、琵琶湖の内湖としては、現存する最大のものです。かつてはこのすぐ北に大中の湖、北東側に小中の湖、さらに八幡山をはさんだ西方には、津田内湖があったのですが、いずれも戦中~戦後にかけて干拓され、往時の姿を留めているのは、ここだけだそうです。
撮影地点のMapion地図


(20年8月1日撮影)

(『西の水郷を訪ねて…8』につづく)