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仲江間をゆく…5

(『仲江間をゆく…4』のつづき)
FI2618107_1E.jpg集落の入口は、長い直線区間を誇る、仲江間唯一の屈曲区間でもあります。

過去の記事「仲江間の小さな閘門…3」でも紹介した、二艘の小舟の脇をすり抜け、たった一つの角を曲がると、いよいよお待ちかね、仲江間閘門(仲江間二重水門)が見えてきました。

FI2618107_2E.jpgふたたびコンクリート護岸となった水路の奥に、家屋と橋に囲まれて、相変わらず窮屈そうにたたずむ閘門。水面から見てもイイ感じの、このギッシリ具合。

右のお宅の庭から、水路上に枝を伸ばしている木があるせいでしょう、岸から眺めるよりは、ずいぶん風流に見えました。

FI2618107_3E.jpg人道橋をくぐり、いよいよ(さっきから『いよいよ』ばっかりだな)閘室へ進入。いや~、この閘門をくぐれる日が、よもやこんなに早く訪れようとは、思いませんでした。

これで本当に閘門を通って、利根川に出られたら、もうゴキゲンなのですが、ここまで舟を回してもらっただけでもありがたく、これ以上のわがままを言うのは、さすがにはばかられます。最初に「水門の写真を撮りたい」と、お願いしたこともあり、閘室の中が、今回の終点となりました。
船頭さんいわく「中で止めるからね、ゆっくり写真とってね!」

FI2618107_4E.jpg閘室の中から、利根川方を見たところ。生垣が両岸に迫り、ちょっとした小地峡のおもむきです。

船頭さんによると、写真左側のお宅が閘門の管理者で、頼めば閘門を操作してくれるそうです。恐らく、自治体か、土地改良区から、管理を委託された方なのでしょう。
通過時間はどのくらい? と聞くと、「一時間はかかる」とのことでしたが、ゲートの操作が電動化されていること、水位差が30~50cmほどであることを考えると、長くても20分ほどで済むと思われたのですが、いかがでしょうか。

FI2618107_5E.jpg利根川側の扉体に、近づいてもらいました。仲江間樋管(過去の記事『仲江間樋管』参照)の奥、細めに水門が開いているのでしょう、小さく、向こう側の光が見えました。

扉体の前をよく見ると、漏水があるらしく、水がゆっくりと、こちらに流れているのがわかりました。…おや、扉体が塗り替えられている! 前回訪問時の写真(20年1月3日撮影)と、くらべてみてください。きちんと手入れはされているようで、何だかホッとした気分になりました。
撮影地点のMapion地図

(20年5月6日撮影)

(『仲江間をゆく…6』につづく)