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中防水路…1

(『臨海大橋の橋脚』のつづき)
FI2618085_1E.jpg東京で最も外側にある水路…それは、中央防波堤内側埋立地と、中央防波堤外側埋立処分場という、長い名前の二つの埋立地の間にあり、略して「中防」と呼ばれています。

この水路、現在は少なくとも、公的な名称はないようですので(もしご存知の方がおられたら、ぜひ教えてください)、ここでは仮に「中防水路」と呼ぶことにしましょう。
中防水路の入口は、中央防波堤東端の、白い灯標が目印。先ほどの赤い灯標と、対をなしています。

FI2618085_2E.jpg防波堤に沿って少し進んだところで、後ろを振り返ってみました。

防波堤の突端と橋脚は、ご覧のとおりきわめて近く、遠方から眺めると、水路への入口があるのか、ちょっとわかりかねるほどです。


FI2618085_3E.jpg厚く垂れ込めた雲の下に広がる、中防水路の風景…。

天候のせいもあって、実に平坦な、ある意味寒々とした眺めですが、日常足を踏み入れることがない場所だけに、どんなモノが見られるのか、ちょっとワクワクします。


FI2618085_4E.jpgちょうど、外側埋立地の角に来たので、ぽつりと突き立つ橋脚とともに一枚。

遠近法の見本のように、消失点に達するまで、真あっすぐに続く壁に、しばし見入ってしまいました…。
安っぽい感想ではありますが、これも東京都内の風景なんだなあ…と。
訪れるたび、この街の表情が、実に多様であることを再認識させられます。
撮影地点のMapion地図

FI2618085_5E.jpg内側埋立地の方に目をやると、まず飛び込んできたのは、筑豊のボタ山か、復元古墳のような、まばらに草の生えた土盛り。

土の重量で、地盤を締めるためでしょう。そういえば、現在ららぽーと豊洲(過去の記事『アーバンランチで東京港をゆく…8』参照)になっている、石川島造船所の跡地が再開発されているころ、長い間、これと同じような土盛りをして、土地を締めているのが見られました。

(20年5月4日撮影)

(『中防水路…2』につづく)