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羽村堰に遊ぶ…4

(『羽村堰に遊ぶ…3』のつづき)
FI2618079_1E.jpg木立の間を抜けると、視界が開けて、投渡堰が見えてきました。

川面を渡る風が気持ちよく、写真に写っている人のように、堰堤の斜面に寝転んで、お昼寝してしまいたい気分です。
投渡堰に近づいてみましょう。

FI2618079_2E.jpg投渡堰に近づくと、堰堤のコンクリートが新しくなり、途中には魚道が設けられていました。

円錐形の堰を交互に配置し、水がジグザグに流れるような造りになっています。天端側には、格子の蓋がされており、向こう側に渡れるようになっていました。

FI2618079_3E.jpg魚道のかたわらで発見した、小さな石造りの銘板。

6年前の竣工ですから、まだ新しい設備ですね。増水すればこの銘板も、濁流の下に隠れてしまうのでしょう。




FI2618079_4E.jpg投渡堰上流の取水口。

新旧17門の小型スライドゲートが、ずらりと並ぶさまは壮観です。



FI2618079_5E.jpg投渡堰に到着。取水口のある側からは、水流があって間近まで近寄れないので、ずいぶん遠回りになりましたが、幸い陽気が良かったこともあり、楽しいお散歩になりました。

羽村堰」(玉川上水事典)によると、現在の堰柱は、明治42年(西暦1909年)の竣工とのこと。増築・近代化改装されてはいるものの、現役の治水施設としては、異例の長寿なのではないでしょうか。

(20年4月29日撮影)

(『羽村堰に遊ぶ…5』につづく)