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「新」小松川閘門

FI1665221_0E.jpg以前から間近で見てみたかった、荒川閘門まで歩いてきました。
船番所資料館から、歩いて10分ほどの距離です。

近くで仰ぎ見る閘門は、まさに「聳え立つ」という言葉がピッタリ来る、堂々たるもので、茶色に象牙色のストライプという色使いも好ましく、その風格は、パリの凱旋門に勝るとも劣らないように感じました。
あまり誉め過ぎると、ひいきの引き倒しになるかな…。

FI1665221_1E.jpg堤防の上の道は、閘室を橋で渡っています。
その橋の上から、まだ注水していない閘室を、のぞき込んでみたところです。
ウ~ン、思ったよりずっと大きい!
排水量1000トンくらいのフネも、納まりそうな感じです。

旧中川と荒川の水位差は、約3メートルに及ぶこともあると聞き、「なんぼなんでも、そんなに差はないだろう」とたかをくくっていたのですが、この大きさを見ると、なるほどと頷かされました。

FI1665221_2E.jpg閘門南側、小名木川排水機場の水門を入れて撮影しました。
この水門の場所には、かつて小名木川閘門があったのですが、地盤沈下により使用できなくなったため、旧小松川閘門より早く廃止され、排水機場となりました。

しかし、隣接して二つの閘門があったとは、小名木川や中川は、よほど輻輳した水路だったのでしょうね。
上りと下りを、分けていたりしていたのでしょうか?

FI1665221_3E.jpgこちらも閘門とデザインをお揃いにした、どこか古風な感じの管理施設です。
「荒川ロックゲート管理棟」と表札にありました。

「荒川ロックゲート」と、この表札にも、また貰ったパンフレットや、紹介サイトにも書かれていたので、今まで、なんとはなしに「荒川閘門」(『ロックゲート』と呼ぶのって、なんか恥ずかしかったので…)と呼んでいたのですが、なんと、国土交通省での呼称は「小松川閘門」と言うのだそうです…。

現地に行って、工事現場の看板を見ると、どこにも「荒川ロックゲート」「荒川閘門」の文字はなく、「小松川閘門周辺整備工事」「小松川閘門ゲート設備工事」の表記ばかり。
おかしいな、と思って調べると、こちらに「小松川閘門新設工事(荒川ロックゲート)」とあるではありませんか。

浅学を恥じるとともに、30年あまりを経て、同じ地にふたたび「小松川閘門」がまみえようとは…。
旧小松川閘門に心あらば、どのような感慨をもよおすでしょうか。

(追記…しかし、完成はいつなのでしょうか。現場の看板を見ると、工期は本年9月までとなっていましたが、上記のサイトでは、平成15年度とありました。はて?)