FC2ブログ

鶴見川に向かう

FI2618045_1E.jpg本日4月27日は、神奈川県の可航河川の雄、鶴見川を訪ねてきました。
今まで、幾度となく河口を横切りながら、入ってみる機会に恵まれず、今回は文字通りようやく、といった感じで、溜飲が下がった気がしたものです。

出港が少し遅くなったので、時間短縮を図るため、海からの直航コースを取りました。海上は蒙気に覆われて、視界は1浬ほどでしょうか。波も少しあるので、速度を10kt強に押さえ、埋め立て工事たけなわの羽田沖をかわし、まずは川崎航路へ。

FI2618045_2E.jpg羽田沖の現場海域は、数え切れないほどの本船がひしめき合っており、まるで、海上に街が出現したような眺めでした。

現場の外郭線に、点々と警戒船が出張って、警備に当たっているのを横目に、恐る恐る通過…。
写真右の警戒船などは、我が艇の針路が、現場から反れていることを確認していたのでしょう、しばらく船首をこちらに向け続けていました。木っ端ブネから見れば、ジロリ! と睨まれているようなもの。首をすくめて、早々に退散します。

FI2618045_3E.jpg多摩川沖を過ぎて、京浜運河の入口、川崎航路に入りました。

わが国を代表する、本船運河のアプローチだけあって、出船入船の多さは結構なもの。
さっそく、タンカーらしい巨船の、出港シーンに出会えました。パイロット・ボートに先導されて、静々と運河を出て行くさまは、まさに威風堂々、辺りを払う風格があります。

FI2618045_4E.jpg川崎航路を通過中。2時の方向に進めば大師運河。京浜運河は10時の方向です。この後も、出港する本船に、大小4隻行き合いました。さすが川崎港の玄関口、気が抜けません。

しかし、雲はひたすら厚く、なかなか青空を拝むことができません。天気は持つのでしょうか、不安になってきました…。
撮影地点のMapion地図

FI2618045_5E.jpg京浜運河に入ると、波もだいぶ収まりました。なじみの水路ということもあり、スロットルを開けて、快調に飛ばします。

曇り空に、真紅の船体がひときわ鮮やかな、巨大散積船の荷役風景に心躍らせつつ、艇は一路、鶴見川へ。


(20年4月27日撮影)

(『鶴見川河口へ』につづく)