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旧小松川閘門

FI1665093_0E.jpg資料館を見終えて、次は荒川閘門を見てみようと、旧中川を渡り、公園になっているスーパー堤防の上に登ると、かつての小松川閘門の片割れが、埋もれつつも、フェンスに囲まれて保存されているのが見えてきました。

旧小松川閘門は、昭和5年に通船開始し、昭和51年に用途廃止となりました。先日紹介した松重閘門は、昭和7年の完成ですから、同世代ということになりますね。このころの建造物は、なぜかみな装飾過多で、古びてくるとなかなか味わいのあるものです。

FI1665093_1E.jpg中央の屋根がふかれた部分には、巻上げ機らしきものも残り、周囲には厳重にフェンスをめぐらせてあるので、保存には違いないのでしょうが、写真のように草ぼうぼうのところもあり、まるで西洋の古城のようです。

一般の人が見ても、大半を土の中に沈めた姿から、「水門」の姿を想像するのは、ちょっと難しいかもしれません。


FI1665093_2E.jpgフェンスの中には、近年立てられたと思しき説明板も設けられています。

なぜか廃止年が記されておらず、文末の「残された部分を大切に保存して周辺地域の移り変わりを伝えるのに役立てる予定です」という、含みを持たせた書き方もなんだか妙で、保存する気があるのか、ないのかわからないのが印象的でした。

上にも書いたように、埋もれた姿からは、一般の方は、構造すら想像しにくいので、現役時代の写真でも掲載するとよいように思うのですが。


(追記・…と書いてから思い出したのですが、現役時代の写真、この説明書きの上に掲げられていた気が…。写真を撮るのを忘れたので確証が持てません。お恥ずかしいです。ご教示下さい!)

旧小松川閘門のYahoo地図