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曳船の船首に…

FI2618036_1E.jpgまた、今ごろようやく気づいた、というお話で、恐縮なのですけれど…。

いつ通っても楽しい、朝潮運河にもやう、大好きな例の曳船たち。今回、船首をよ~く見てみたら…。


FI2618036_2E.jpgステム(船首材)の喫水線近くに、ノコギリ状のモノが取り付けてあるのに気づきました。
手前の船は、二列になっています。奥の船も、水に隠れてよく見えませんが、それらしきモノがありそうな雰囲気…。

昔の潜水艦には、湾口などに張られた潜水艦を防ぐ網、「防潜網」に引っかかるのを防ぐため、こういった切断器を船首に設けていたのを、今でも写真で見ることができますが、曳船のこれは、何のために使うのでしょう?

FI2618036_3E.jpg同じ船溜にいる、こちらの曳船はどうでしょうか。





FI2618036_4E.jpgう~ん、やはり、「ノコギリ」が取り付けてありますね。いまさらとは言え、珍しくて、まじまじ見入ってしまいました。

一つ一つ確かめはしませんでしたが、同じ船隊の、近い建造年の船には、みんな取り付けてあるのかしら…。
これから、他の場所にいる曳船も、注意して見ることにしましょう。何だか、新しい魅力を発見したような、得をした気分になれました。

当たり前ですが、曳船ですから、防潜網を乗り切るために、カッターが付いているわけではありますまい。

曳航作業中に、水面下のアンカーロープやもやいが、スクリューに絡むのを防ぐとか、または、筏の側面や、フェンダーなどを間にはさんで、大型船の船腹を押しているときに、曳船の船首が横滑りしないよう、対象物にがっちり食い込むように作られたとか…。そんなところなのでは、と素人考えしています。
曳船通の皆様、本当のところを、ぜひご教示くださいまし!

FI2618036_5E.jpgおまけとして、月島川にもやう、逞しげな曳船の雄姿を。

この規模になると、私の手前勝手なランクづけでは、もはや小型ではなく、大型の部類に感じられます。
太いハンドレールやパイピングが、ごつい雰囲気を醸していて、実に頼もしい感じ。超小型曳船のような、アンバランスゆえの魅力はありませんが、藍色の船体塗装もよく似合っており、均整の取れたスタイルと言ってよいように思えました。
撮影地点のMapion地図

(20年3月30日撮影)