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桜探しに出かけてみたら…9

(『桜探しに出かけてみたら…8』のつづき)
FI2618009_1E.jpg油断していたら天罰てきめん、ほうほうの体で姿勢を立てなおし、屋台で賑わう黒船橋をくぐって、さらに櫓漕で前進。

洲崎南水門近くの船宿、吉野屋さんの、スマートなエンジン付き和船に行き合いました。こちらは小名木川、高橋船着場まで往復するという、水路の魅力を、存分に味わえそうなコースを走ります。一度乗ってみたい舟です。

FI2618009_2E.jpgいかにも収容力のありそうな、自航ポンツンタイプの艇にも出会いました。旧商船大からのコースでしょうか。
う~ん、これも乗ってみたい…。いや、どちらかというと、舵を取ってみたい気持ちです。

こうして、行き合うフネブネと、挨拶を交わしつつ進むのは、本当に楽しいものですね。

FI2618009_3E.jpg巴橋の手前で、黒い塗装も真新しい、センターコンソーラに追い越されました。

追い越しざま、艇長が「うまいもんだねえ!」と声をかけてくれました。
「いやあ、まだまだです…」褒められたからって、今度は油断しないゾ! 風向きに注意して、押さえ、控え、押さえ、控え…。(櫓を押す動作を『押さえ』、引く動作を『控え』と呼びます。)
撮影地点のMapion地図

FI2618009_4E.jpg岸から声をかけてくれたのは、笑顔が素敵な芸人さんたち。さくらまつりに、お仕事に来たのでしょうか。

歩きながら、ずっとこちらを見ており、櫓に興味を持たれたようで、あちらから話しかけてくれました。
「それ、手作りなんですか?」
「いえ、売っているものです。注文すると、作ってくれるんですよ」
カメラを向けると、桜の下でピースを決めてくれました。お仕事がんばってくださいね。

FI2618009_5E.jpgあっ、水面に張り出した枝に、何輪か咲いている桜が…。

櫓漕でゆっくり進んだお陰か、こんなささやかな咲き具合も、見落とさずにすみました。櫓、さまさまと言ったところでしょうか。


(20年3月23日撮影)

(『モーターボートに、櫓』につづく)