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ようやくここまで

物流博物館を見学したとき(『物流博物館で小躍り』参照)、大喜びで購入した、通運丸のペーパークラフトですが…。
「正月休みに作る」などと、息巻いていたものの、いざ、現物を前にしてみると、色々と欲が出てきて、あらぬ方向にやる気のベクトルが向いてしまい、未だに完成していませなんだ(泣)。

難しさのあまり、投げ出してしまっているのでは…と思われるのも空恐ろしく、不出来で恐縮ではありますが、とりあえず以下に、進捗の報告だけでも。

FI2617980_2E.jpgまず最初に気になったのが、外輪部分でした。

キットでは、円盤状に印刷された部品の周りに、帯状のものを貼り合わせ、大判焼きのような形にする構成でした。
外輪船のキモだけに、せめてここだけは、スポークの向こうが透けて見える造作にしたいと思い、ありあわせの真鍮線と板で、ハンダ細工を始めてしまったのが運のツキ…。

と言っても、スプラッシャー(外輪カバー)から出ている、下半分だけを作った、ごくインチキなシロモノで、自慢できるものではありません…。ハンダ組みは、外周のリムとスポークだけで、パドルや内側のリムは、組みたて後にエポキシで付けたため、少しボテッとしてしまいました。いいんです、隠れる部分だから…。

FI2617980_3E.jpg次に、たまたま煙突にピッタリな径の、真鍮パイプがあることに気付き、ハンダ付けで帯を巻いて完成。

写真左の二本は、ジャンク箱をかき回したら出てきた、真鍮鋳物製の、キセルのがん首型ベンチレーター。これも嬉しいことに大きさがピッタリで、工程がひとつはしょれたと、得をした気分に(笑)。
ここでやめておけば、よかったのですが…。

FI2617980_4E.jpg細い手すりを、紙からキレイに切り抜くような器用さは、到底持ち合わせていないため、いっそガサツに、ハンダ細工で作ったほうが早かろう…。

それなら、手すりのつく甲板も、ハンダの効く真鍮で作っちゃえ、と、どんどん原型から遠ざかってゆくハメに。

こうなると、もうペーパークラフトでもなんでもなく、単なる型紙です…。設計者の方、申しわけありません(泣)。ペーパークラフトそのものは、色使いが素晴らしく、設計も巧みで、申し分のないものであることを、特記しておきたいと思います!

FI2617980_5E.jpgそうなると、船体が紙のままでは、上部の重さに耐えられなくなるため、積層したバルサから、削り出さざるを得なくなり…と、ますます自分の首を締める結果になったころは、もう時すでに遅し。
工程を圧縮するどころか、むしろ拡大する方向へ、追い込まれてしまいました。

まあ、他ならぬ通運丸の模型が我がものにできるのなら、多少の苦労はいといませんが…。というわけで、完成ははるか水平線の彼方、となってしまいました。
当初の予定からは大幅に後退し、とりあえず、年内の完成を目指したいと思います…。