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常陸川閘門…2

(『常陸川閘門…1』のつづき)
FI2617977_1E.jpg上流側の、大小の門扉の間に掲げられた注意書き。

通航時間は、7:00から17:00まで。通航できる船のサイズは、大閘門が長さ30m・幅8m・高さ4m・喫水3m。小閘門が長さ8m・幅1.5m・高さ2m・喫水0.8mまでとのこと。水門の上流・下流側とも、60m以内は通航禁止区域です。


FI2617977_2E.jpg大小の閘門部分を見たところ。
大閘門と小閘門の、大きさの違いがよくわかります。

コンクリートの肌の色や、デザインの違いから、小閘門は後になって増設されたものと思われます。
常陸川水門の竣工は、昭和38年とのことですから、萩原閘門ほか一連の「量産型閘門」と、ほぼ同世代。大閘門を見ると、やはり、それらと外観がよく似ていますね。

FI2617977_3E.jpg小閘門のアップ。扉体に、「幅1.5mまで」と大書きされていますが、一見したところでは、幅2m強あっても、余裕で通航できそうでした。
幅の割に、門柱の天地寸法が取られているのが印象的です。大閘門の通航可能な喫水・3mから考えて、小閘門の閘室内の水深も、同様に深く取ってあるのでしょう。

しかし、この閘室の丁度よいこんころもちの狭さ加減…。イイですねえ。
ここを、ぶつけないように、おっかなびっくり自艇で通る場面を想像して、一人軽くコーフン(笑)。

FI2617977_4E.jpg閘門を少し離れ、低い土手の上から見た、たくましい堰柱の立ち並ぶ、常陸川水門…。

強風に波立つ河水を、どっしりと受け止めるその雄姿に、しばし見惚れて立ち尽くしました。



FI2617977_5E.jpg大洲閘門に始まった、本日の閘門・水運スポットめぐりも、ひとまずお仕舞いです。
どれも、その道の方には知られた、いわば有名観光地(?)ばかりでしたが、やはり百聞は一見に如かず、本やサイトの上では味わうことのできない、さまざまな発見があり、言葉に尽くせない感動がありました。

雄大な常陸利根川の水門風景を眺めつつ、ここまで来たついで、欲張って大利根の河口を拝んで行こうと、銚子に足を伸ばすことにしました。
撮影地点のMapion地図

(20年2月10日撮影)

(『銚子っぱずれで…1』につづく)