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19年度川走り納め…2

(『19年度川走り納め…1』のつづき)
FI2617923_1E.jpg相生橋を過ぎて、水辺ラインの越中島船着場を見てみると、水上バス「さくら」がもやっていました。

ブラインドを下ろして、船内にも人気はないようでしたので、ここに係船して年を越すのでしょう。このほか、霊巌島にも二隻、係船されていました。年末ならではの光景です。
撮影地点のMapion地図

FI2617923_2E.jpg年末ならではの光景…といえば、フネブネの新年を迎える装いも気になります。

臨港消防署のフラッグシップ、「みやこどり」に近づいてみると、ありました。写真では、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、船首トップに、松飾りが立てられていますね。
大掃除の直後なのでしょうか、船もさっぱりとして、短い休日を楽しんでいるように見えます。
撮影地点のMapion地図

FI2617923_3E.jpg臨港消防署の対岸、都内では数少ないスイングゲートを備える、築地川水門から浜離宮の内水面へ。正面に見える緑色の扉体が、ドアのように回転して、向こう側に閉まる形式の水門です。(過去の記事『朝潮水門』参照)

南西からの強い風が断続的に襲い、スロットルをしぼると、あっという間に艇が流され、吹き寄せられてしまうので、ちょっと緊張させられます。
撮影地点のMapion地図

FI2617923_4E.jpg浜離宮側から、水門を見たところ。逆光にぎらつく東京港は、三角波が立っていて、木っ端ブネでうろつくには厳しい海況、内水面のありがたさが身に沁みます。

ここに入ってきたのは、浜離宮北東側の短い水路、水門の名前にもなっている、築地川が長らく未紹介だったので、久しぶりに走ってみようと思ったためです。

本来の築地川は、現在、首都高都心環状線の一部となっている、京橋ジャンクション(Mapion地図)から南西に下り、浜離宮の玄関口、南門橋(Mapion地図)脇に出る区間を有する、江戸以来の水路だったのですが、河道は水を抜かれて、ほぼそのまま道路に転用され、昭和40年に竣工しました。

FI2617923_5E.jpg築地川の入口です。防波堤とビルに囲まれているとはいえ、風は断続して通りますから、狭水路を走るには、あまり良い条件ではありません。

浜離宮前の水面というのは、東京の遊びブネにとっては、都心の数少ない泊地―錨を打って、一休みできるところ―であり、私もしょっちゅう訪れているところですので、なぜ今まで紹介しなかったか、と言われれば、返す言葉がないのですが…。まあ、なんとなく敬遠してしまうわけは、次回、おわかりいただけると思います。


(19年12月31日撮影)

(『19年度川走り納め…3』につづく)