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利根川高瀬舟を描いてみました

前作の曳船と艀(過去の記事『またもお絵描き』参照)から、一年ぶりに川っプネのお絵描きをして、遊んでみました。昨年から描いてみたかった、利根川航路の華、高瀬舟のつもりです。

FI2617920_1E.jpgディテールを細かくし過ぎると、縮小時につぶれてしまう(と言うより、画力に乏しいためボロが出る)ため、索具や帆の反数など、各部はかなり省略してあり、正確な再現とは言えませんので…念のため。

本来なら、今まで描いた川蒸気や曳船のように、青一色として、タイトル写真の賑やかしに使うところですが、何分帆船のため天地寸法があり、仮に使うにしても、しっくり来る絵柄が限られそうなので、とりあえずは単品で悦に入ろう(笑)と、色をつけてみました。

利根川高瀬舟については、すでに何度も触れて(イヤ、騒いで)いますが…、大略こんな形の大型荷船で、江戸から明治に至る関東大水運時代、江戸川や利根川を舞台に、物流の主力として活躍していました。
最大級のものは全長30m弱、セイジ(居住設備)も備えた、平水域の船としては類を見ない大型船で、薄板を用いた軽量・柔構造を特徴としていました。

このような船が、良風を得ていっせいに白帆を揚げ、何十と連なって遡航する姿は、さぞ壮観だったことだろう…などと、博物館の図録や、利根川関連の本を見つつ、あれこれ想像しながら、つたないお絵描きを楽しみました。

次のお絵描きは…、隅田川の一銭蒸気―ひょろ長い煙突を立てた小型曳船が、客用艀を曳くあれ―なんて、いかがでしょうか。