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アーバンランチで東京港をゆく…4

(『アーバンランチで東京港をゆく…3』のつづき)
FI2617914_1E.jpgお客さんは我々を含めて4人、もやいを解いて出発です。
船が動き出すと、乗客係の方が回ってきて、宅配便屋さんが持っているような、携帯端末で乗船券を発行してくれました。

桟橋を離れると、軽快な外観に似合わず、ディーゼルらしい震動と、重々しい爆音が高まってきました。



FI2617914_2E.jpg爆音を響かせながら、船はみるみるうちに、ほとんどその場で180度回頭。カタマランと、2軸ペラの威力です。超信地旋回(キャタピラ車が、左右のキャタピラを逆に動かせて方向転換すること)に近い感覚でした。

カタマランのお陰で、左右のペラの間隔がぐっと広く取れるのですから、モノハルの2機がけと比べて、その運動性能には、格段の差があることが実感できました。

FI2617914_3E.jpg夕闇迫る芝浦運河を、微速前進。短い区間ですが、これまで定期航路のなかった運河を、こうして、気軽に乗れる船が走るようになったのは、やはり嬉しいものですね。

正面には、おなじみモノレールが、ビルの陰に身を沈ませながら滑ってゆきます。
(芝浦周辺の水路については、過去の記事『芝浦の運河めぐり…1』以下のシリーズ参照)
撮影地点のMapion地図

FI2617914_4E.jpg高浜運河に入ると、左折して東京港へ出ます。
正面には、これもおなじみ緑の曳船と、ゴミ運搬のバージが見えました。

何度も引用させていただいている、河川清掃計画図によると…あれ? ここには記載がありません。この左手、五色橋の海側には、都の港東清掃事務所があるようですね。

FI2617914_5E.jpg五色橋をくぐり、高浜水門が迫ってくるのを目にすると、もう辛抱たまりません! 北風が結構強いのも忘れて、キャビンを飛び出しました。

船に乗っていながら、ガラス越しに風景を見るのは、どうも息苦しくてかなわないタチなのです。寒いのは苦手ですが、せっかくの水辺の風景を、見逃したくはありません。
自分のフネで、何度も来ているところでもこの有様ですから、私はやっぱり、オープントップ艇しか乗れないのかもしれません…。
撮影地点のMapion地図

(19年12月16日撮影)

(『アーバンランチで東京港をゆく…5』につづく)