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神田川最奥部…4

(『神田川最奥部…3』のつづき)
FI2617858_1E.jpgこれが、隆慶橋のすぐ上流に架けられた、新隆慶橋。去る9月30日に開通した、神田川で最も新しい橋です。撮影当日は、開通を一週間後に控え、最後の仕上げにかかっているころだったのでしょう。

詳細は、「放射第25号線(後楽地区)交通開放!」(東京都報道発表資料)に記されているとおり、東岸の、文京区後楽二丁目が再開発されて開かれた、放射第25号線の新設部分、約280mの末端として、新隆慶橋が造られたのです。

ご覧のとおり、河流を妨げるような構造物は一切見られない、直線的なデザインの橋ではありますが、東岸の道を数日に一回は通り、数年にわたり工事の進捗を眺めてきた自分にとって、新しい橋の誕生を目の当たりにできたことは、やはり嬉しいものがありました。
撮影地点のMapion地図

FI2617858_2E.jpg新隆慶橋のすぐ上流、東岸にある、水道橋分水路の開口部です。

岸近くの水面下に、基礎護岸が張り出しておらず、分水路内の水深も充分なら、ここも入れそう…。



FI2617858_3E.jpg大曲という地名のとおり、河道が、並行する道とともに大きく西に向きを変える地点、そこに東から突っ込むような形で架けられているのが、白鳥橋です。

昭和11年竣工の鈑桁橋で、長さは29.8m。先代橋は大曲橋と称したのですが、太古、このあたりに白鳥池という池があったことから、架け替えの際にゆかりの橋名にしたのだとか。
撮影地点のMapion地図

FI2617858_4E.jpg白鳥橋の上流、東側には、水道橋分水路の起点…、いや、この場合は「呑み口」と呼んだ方がよいでしょう。上部には「水道橋分水路」と、一文字づつの立派な銘板もついています。

ちなみに、この付近の水深は、水位観測所の断面図である、「白鳥橋(神田川)」(新宿区気象情報区内の河川水位情報)で、閲覧することができます(新宿区の河川情報なので、神田川可航部で表示される水位観測所は、ここ一ヶ所だけです)。

ただ、この前後の河底を魚探で測深した限りでは、感にかなりの凹凸があり、屈曲の外側にも、パターンに反して、一部浅いところが見られました。決して断面図のように、平坦な河底ではないことにご注意ください。
河道が曲がっているだけでなく、分水路の終点(下参照)と起点が隣接してあるようなところですので、水流も複雑になり、土砂の堆積にも変化があるのかもしれません。

しかし、リアルタイムの水深だけでなく、断面図まで見られるとは、本当に便利になったものですね。他の河川でも、観測所の水位情報を見てから、出かけることが多くなりましたが、かつてを思うと、ありがたさに泣けてくるほど(笑)。

FI2617858_5E.jpg大曲の屈曲部が終わり、河道はおおむね西に向きを変え、再び直線になります。首都高は少し左にそれ、頭上に曇り空が見えるようになりました。

斜めに架けられた箱桁橋は、新白鳥橋。左に口を開けているのは、先にも触れた江戸川橋分水路の、2本あるうちの一本の終点です。
撮影地点のMapion地図


(19年9月24日撮影)

(『神田川最奥部…5』につづく)