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大横川南支川、ようやく完走…2

(『大横川南支川、ようやく完走…1』のつづき)
FI2617846_1E.jpg新しい西洲崎橋。橋自体は架かったものの、橋上の路面や、取り付け道路を仕上げる工事がまだ残っているでしょうから、ほぼ7割の完成度と言ったところですね。

青系の濃淡で、ツートンカラーに塗り上げられた側面が美しく、桁をわずかに中高にし、曲線を取り入れたあたりも悪くありません。長さ20mに満たない、かわいらしい規模の橋です。
撮影地点のMapion地図

FI2617846_2E.jpg以前もお目にかけた、仮橋のアップ。本橋竣工まで、まだ当分は活躍することでしょう。

旧西洲崎橋のデータを掲げておくと、長さ19.2m、幅15mの鋼桁橋で、昭和38年に架けられたとのこと。



FI2617846_3E.jpgさあ、ここからが未踏破区間です。およそ130mという短さではありますが、いつも覗き見るだけで終わっていた水路を走れるのは、短区間といえど、やはり嬉しいものです。

左手には、洲崎神社の緑がこんもりと茂り、右手の護岸も、これまでとは違ってツタがからまり、なかなか風情がありますね。

FI2617846_4E.jpg昭和7年竣工の古い鋼桁橋、弁天橋。北側はすでにご覧に入れましたが、南側を見るのはもちろん初めて。こちらには、2本の水管橋が高々と架かり、少し窮屈な印象です。

この橋の手前から東に向かって、かつては洲崎川という堀割が伸びていました。先の西洲崎橋と並んで、遊郭(戦後はいわゆる『赤線』、特飲街)のメインゲートであった、洲崎橋があったところです。現在は、緑道公園になっています。

特飲街としての洲崎の、最末期の風景は、映画「青べか物語」(過去の記事『映画「青べか物語」を見て』参照)の監督でもある、川島雄三の代表作の一つ、「洲崎パラダイス・赤信号」(昭和31年・日活、主演・新珠三千代)の舞台として収められているとのこと。う~ん、見てみたい!
(参考:日本映画100風景洲崎』)
撮影地点のMapion地図

FI2617846_5E.jpg大横川南支川を完走し、大横川(旧大島川)に出て、西へ向かうことにしました。前方は新田橋です。(このあたりについては過去の記事『最低橋に挑戦!…1』以下のシリーズ参照)

今回は、気長に構えて待てば、「海路の日和あり」ならぬ「水路の日和あり」(?)の、見本のような例になりました。
じっと待ち続けていれば…まだ通れない、あそこと、あそこも…いずれ、通れるチャンスが来るのかな?
撮影地点のMapion地図

(19年9月16日撮影)

9月16日の項の参考文献
東京の橋 生きている江戸の歴史 (石川悌二 著)新人物往来社
「川島雄三 乱調の美学」(磯田 勉 編、カワシマクラブ 協力)ワイズ出版

(この項おわり)