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横浜の川をめぐる…17

(『横浜の川をめぐる…16』のつづき)
FI2617828_1E.jpg京急の日ノ出町駅にほど近い、横浜駅根岸道路を渡すコンクリートアーチ、長者橋。
表面に石張りの装飾を施したその姿は、大岡川の橋の中で、もっとも風格あるものと言ってよろしいでしょう。

残念ながら資料が乏しいので、その来歴はわかりませんが、電車の高架線を間近に望む、繁華街を流れる川に架かるコンクリートアーチ、というシチュエーションは、往年の数寄屋橋を思い起こさせるものがあります。水辺があったころの銀座も、こんな素敵な雰囲気だったに違いありません。
撮影地点のMapion地図

FI2617828_2E.jpg長者橋を過ぎると、河道は右に向きを変え、再び左へ曲がる地点にあるのが、宮川橋。

水面から見ると、両岸の並木が川に向かって枝を垂れ、鬱蒼とした感じがします。宮川橋の前に架かる水管橋にも、蔦がからまって、街中ながら緑の濃い風景です。


FI2617828_3E.jpg街歩きのお好きな皆さんには有名な、都橋商店街の飲み屋さんコロニー(笑)を、上流側から見たところ。
このギッシリ具合を、最初に見たときは私もビックリでしたが、一杯機嫌で店を出たら、そこは川の上、というのも、なかなか乙なものではないでしょうか。

あっ、ここもかつての船着場の上にかさ上げして、建てられているのですね。飲み屋さんで、桟橋を備えるところが出てきたら、楽しいでしょうね。

FI2617828_4E.jpg都橋の高欄にも、例の標語が…。

ハイ、ごもっともでございますです。





FI2617828_5E.jpg新横浜通りの、桜川橋。いよいよ河口も間近に迫り、この先は短い区間に、たくさんの橋が架かっています。

桜川橋のすぐ向こうは、かつては、左に桜川(昭和29年埋め立て)、右に派大岡川(昭和52年埋め立て)が接続した、十字流でした。
桜川は、根岸線沿いに、現在の桜川新道のコースを直進し、高島町駅付近で、いったん西に向きを変えてから、石崎川に接続していました。
撮影地点のMapion地図

(19年8月12日撮影)

(『横浜の川をめぐる…18』につづく)