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横浜の川をめぐる…13

(『横浜の川をめぐる…12』のつづき)
FI2617824_1E.jpg日枝橋。名前から、日枝神社が近くにあるのでは…と、探したところ、ここからかなり距離をへだてた、中村川と大岡川の分流部にあるのですね。

神社と橋との、直接の関係はあるのでしょうか?
撮影地点のMapion地図

FI2617824_2E.jpg共進橋。写真左側が、共進町一丁目です。町名と橋名の由来は、大正2年に開催された博覧会、「勧業共進会」によるものだそうです。
当時はまだ共進町も、埋め立てられたばかりの土地だったといいますから、このあたりは、明治も末になっても、湿地帯だったのでしょう。

この少し手前から、大岡川との分流点近くまで、写真左側(南側)に、浅瀬が続いています。水路の中央よりやや右側を走れば、特に危険はありませんが、くれぐれもデッドスローで、注意して航行してくださいね。

FI2617824_3E.jpg今回、通過を一番楽しみにしていたのが、この吉野橋です。

千代田区の一ツ橋(過去の記事『日本橋川…8』参照)や、江東区の茂森橋(過去の記事『最低橋に挑戦!…4』参照)の兄弟分である、「鋼桁橋のラーメン橋台橋」で、震災復興橋独特のデザインでもあります。
残念ながら、橋台が不等沈下を起こしているようですが、近代味がありながら、どっしりと落ち着いた風格は、この型式の橋ならではの魅力です。
撮影地点のMapion地図

FI2617824_4E.jpg鋼桁部をアップで。最近塗り替え・清掃を行ったのでしょうか、近寄って見ても、石材の表面も含めて大変キレイで、大正15年竣工とは思えないくらい、実に良い状態に保たれています。

事情が許すなら、一ツ橋や茂森橋もぜひ、吉野橋のように可愛がってやりたいものですね…。

FI2617824_5E.jpg橋台部のアップ。アーチの基部に、半球形の小さな水切りがポコリ、と顔を出して、ちょっとユーモラスな感じもします。う~ん、本当にキレイだなあ…。

高欄、親柱とも、一ツ橋に比べると簡素ではありますが、それがかえってスマートに見え、むしろ、横浜らしさが出ているようにも思えるのです(誉め過ぎかな?)。
(参考:『吉野橋神奈川県HP


(19年8月12日撮影)

(『横浜の川をめぐる…14』につづく)