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5月27日の巡視船

(『中川…11』のつづき)
FI2617753_1E.jpg例によって、帰り道に晴海埠頭をのぞいてみると、大型巡視船数隻が接岸中でした。

この日は羽田沖で、海上保安庁の観閲式が行われていたので、招待者の下船時間に間に合えば、巡視船の雄姿を楽しめるだろうと、寄り道してみたのです。(『平成19年度海上保安庁観閲式及び総合訓練』参照)

たくさんの下船者をかきわけるようにして、岸壁に近づき、まずはヘリコプター2機搭載型巡視船、「やしま」を一枚。総トン数5,259t、僚船「みずほ」とともに、「しきしま」が竣工するまで、海上保安庁最大の巡視船でした。
撮影地点のMapion地図

FI2617753_2E.jpgこちらは189総tと、ぐっと小型の巡視船「あかぎ」。鹿島灘に面した、茨城海上保安部より来航した船です。

後ろには、以前、臨検を受けたこともある、「おりおん」型監視取締艇らしき姿も見え、乗組の方が手を振ってくれました。(過去の記事『京浜運河を散策する…1』参照)


FI2617753_3E.jpgこちらは北の護り、函館海上保安部所属の、ヘリコプター1機搭載型巡視船「つがる」。客船待合所のデッキから撮ってみました。

「やしま」と比べて、船橋が小柄な分、重心が低そうな印象で、一昔前の船らしい、落ち着いた魅力があります。


FI2617753_4E.jpg「つがる」の、ヘリコプター甲板を見たところ。観閲式の最中は、甲板上に広げられていたのでしょう、たくさんのパイプ椅子を片付けている最中でした。

3,221総tと、「やしま」よりかなり小柄ですが、やはりヘリコプター甲板付きの巡視船というのは、機動力がありそうで、頼もしい感じがしますね。

FI2617753_5E.jpg巡視船たちから離れて、埠頭公園で休憩していたら、腹に響くようなエンジン音が。音のする方を見ると、夕日を浴びて出港する、巡視船「あかぎ」が遠ざかっていくところでした。

30ktを超える高速巡視船が、続々建造されている昨今、「あかぎ」の最高速力28ktも、もはやお世辞にも「高速」と言えなくなった感がありますが、やはり一般の船から見ると、これだけの速力を出すエンジンは、桁違いの大馬力です。
結構な距離から、私の腹を揺さぶってくる(笑)重低音に、そのパワーの威力を、見せ付けられたような気がしたものです。
撮影地点のMapion地図


(19年5月27日撮影)

5月27日の項の参考文献
運河論(矢野 剛 著) 巖松堂書店
東京の橋(石川悌二 著) 新人物往来社
月刊 世界の艦船 2006年7月号 海人社

(この項おわり)