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「河川航行情報図」が冊子になりました

FI2617677_1E.jpg去る3月15日に、横浜のボートショーを見に行ったときのことです。
国土交通省のブースを見ていたら、係の方が近寄ってきて、「アンケートに答えたら、荒川の航行情報図を進呈する」と、声をかけられました。

わが国で初めて作られた「川の海図」である、「河川航行情報図」は、以前、岩淵の荒川知水資料館(過去の記事『新河岸川…1』参照)でいただいて、すでに活用していたので、一旦はお断りしたのですが、どうも様子がおかしい…。

私の持っている情報図は、大きな紙数枚に刷られていて、筒状に巻いて持ち歩くようなカサのあるものなのに、周りのお客さんが貰っているのは、ビニールの手提げ袋に入った、A4判くらいの冊子なのです。これはまずい、前言撤回! アンケートに答えて、現物を手にしたら、やはり冊子の情報図でした。

家に帰って、冊子を開いてみると、従来のものを縮小し、綴じただけのものではなく、見やすさを考えて、改めて編集されているのがわかりました。水深を記した数字が、ちょっと小さくて読みづらいかな、と思いったものの、使い勝手の点から言えば、格段の進歩です。
発行日を見ると、18年2月とありますから、一年以上たって、ようやく気づいたことになり、お恥ずかしいものがありますが…。

以前の情報図は、3つの区間が一枚に刷られており、使用するには、まずこれを、区間ごとに裁断しなければなりませんでした。
裁断した一枚も、ヨット・モーターボート参考図(小型船舶向けの簡易海図)に匹敵するほどの、結構な大きさで、しかも河口から秋ヶ瀬まで、14もの区間に分けられているのですから、紙芝居のようにせわしなく入れ替えねばならず、見るだけでも大変でした。

私は、油絵用のキャンバスに、ゴムひもで二本の角棒をしばりつけて、海図の天地を挟めるようにした、自作のチャートホルダーがあったので、なんとか使いこなすことができましたが、取り回しや収納に、ご苦労された方も、少なくないでしょう。

欲を言わせていただくと、図に含まれている派川…中川や、綾瀬川などの航路情報も、併せて掲載されれば、より利用価値も増すかと思います。
ともあれ、格段に使いやすくなった「河川航行情報図」が、荒川流域の船長さんたちに、ますます活用されることを、願ってやみません。

河川航行情報図 荒川 (埼玉・東京)試行版
A4判 32ページ 中綴じ
平成18年2月発行
国土交通省 荒川下流河川事務所