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大島川西支川…2

(『大島川西支川…1』のつづき)
FI2617665_1E.jpg中の堀川樋門をあとに、さらに進むと、首都高9号深川線が頭上にかぶさる、元木橋(A.P.+2.8m)が見えてきます。

ここは、かつての油堀川との十字流。元木橋の橋台地が張り出した部分は、油堀川を埋め立てた幅に、ほぼ等しいのでしょう。


FI2617665_2E.jpg元木橋をくぐると、平行して設けられている古いポニートラス、緑橋(A.P.+3.4m)の姿が。北側からは全貌を収められないので、南側から撮りました。
昭和4年に架けられたこれも、油堀川との十字流を示すための、「目印の橋」として、トラスが選ばれたに違いありません。

前出の「江東古写真館」掲載の、昭和30年ごろの写真を見ると、緑橋東詰(写真の右側)の、油堀川に面した角地には、水上警察所・油堀派出所が設けられていました。
多くの水路が交錯し、隅田川にも近いこのあたりは、かつての水運時代、水上交通の要衝だったのでしょうね。
撮影地点のMapion地図

FI2617665_3E.jpgこれも古風な鋼桁橋、御船橋(A.P.+3.5m、写真上)をかわすと、水路の幅は急速に狭まってきます。

両側から迫り来るような護岸の向こうに、コンクリート桁橋と、鋼桁橋を併設した、永代通りの福島橋(A.P.+2.9m)が見えてきました。この向こうは、繋留船の多い区間であることは、橋の上からも何度か見ていたので、承知していました。

繋留船の状況は、この区間のGoogleマップ・航空写真をご覧いただくと、おわかりいただけるでしょう。結構な密度です。繋留している彼らが、出入りしているのですから、通れないことはなさそうですが…。さて、どうでしょうか。

FI2617665_4E.jpg福島橋の下まで行って、奥をのぞき込んでみて…ウ~ン、やっぱり、止めておくことにしました(笑)。

エンジンを止めて、護岸を突っつきながら進めば、イケそうなのですけれど…私の艇がこすれるくらいは、何でもありませんが、人様の艇に傷でもつけたら、ことです。
やはりここは、舷側にぶら下げる、普通のフェンダーだけではなく、バウフェンダーと、コーナーフェンダー(船首や船尾の角に、すっぽりかぶさるクッションのようなもの)で完全防備してからでないと、万全とは言えますまい。近いうちに、買っておかないと…。

しかし、散策のための新しい護岸を整備されるのは、大変結構なのですが…こんな狭い水路まで、護岸を造ってしまうと、深い溝のようで、ちょっと異様に見えてしまいます。なにしろ、両岸の護岸の幅の方が、水路幅より広いような状態です。かえって、旧来のままのほうが、橋の上からの眺望もさまたげず、良かったように思えるのですが、如何でしょうか。

イヤ、通れないからって、怒っているんじゃありませんよ、念のため(笑)。
撮影地点のMapion地図

FI2617665_5E.jpg…というわけで、緊迫の場面(笑)をご期待されていた方、申しわけありませんでした。わずか200mばかりの区間ですが、ここは慎重に、他日を期すことにします。

写真は、以前もお目にかけたと思いますが、旧大島川から見た、大島川西支川の南口と、巽橋(A.P.+3.5m)。ご覧のとおりの状態なので、やはり装備不十分では、抵抗があるのです。
やはり、同じ川に浮かぶ、数少ないフネ同士、お互い、気持ちの良い関係でありたいですからね。
撮影地点のMapion地図


(19年3月4日撮影)

(『大横川南支川』につづく)