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最低橋に挑戦!…4

(『最低橋に挑戦!…3』のつづき)
FI2617663_1E.jpg今回のご本尊、茂森橋。こちら側からの表情を目にするのは、もちろん初めてです。
現在の護岸は、もとの岸の前に造られているので、水路幅を狭めているため、特徴あるアーチのラーメン橋台が隠され、中央径間の鋼桁橋部分しか見えず、とても小さい橋のような印象です。

この距離からの目測では、ちょっと高さが足りないような感じでしたが、最微速で近づくにつれ、「ヨシ、大丈夫だ!」と、通過成功を確信しました。
ちなみに、我が艇の全高(マストを倒した状態で)は、140㎝ほどですから、水面から橋桁の下端まで、おおむね1.5m強あれば通過できるのですが、まさか橋にモノサシを当てるわけにもいかず、目測頼みです。まあ、波の心配もないところですので、行き足さえ抑えてあれば、まず大事故には至りませんが…。

と、落ち着き払っていたような書き方ですが、この写真を撮った直後、橋上に現れ、手を振ってきた小さな子供に向かって、「ボク!ここ、うまくくぐれると思う?」なんて、似合わない軽口を叩いたりしていたのですから、やっぱり緊張していたんでしょうね…(笑)。

FI2617663_2E.jpgそして緊迫の瞬間をスナップ(笑)。左舷側を見たところです。
中腰になり、首をすくめた頭のすぐ上を、昭和初期の橋らしい、無数のリベットを打った桁がかすめてゆきます。

状況が状況ですので、以下三枚、お見苦しい画像になりますが、ご容赦ください!

FI2617663_3E.jpg桁とフロントグラスの間は、約10数㎝ほどだったでしょうか。写真下に、フロントグラスの枠が写っていますね。

トンネルを抜けるとそこは…なんて、大げさですが、葛西橋通りを渡しているので、なりの割には、結構幅のある橋です。ラーメン橋台がある分、水路幅も狭いため、かなりの圧迫感がありました。

FI2617663_4E.jpg通過直後の光景です。海に潜っていたわけでもないのに、プッハー! と息を吐いてしまいました。
通過時刻は、11:08。芝浦での推算水位が、11:00で63㎝、ここは少し内陸ですので、潮時に時間差はあるのでしょうが、ほぼ干潮時に通過することができました。

ん? 桁の側面、「茂」の字の左側に目をやると…ボルトで何かを留めていた跡と、その上から薄い鉄板のようなものが、後付けされている…。さっき、弁天橋でも同じ形跡を見たような。
もしかしたら、かつては砲金製か何かの、立派な銘板が付けられていたのを、取り外したか、盗まれたかした痕跡なのでしょうか。


FI2617663_5E.jpg愛しの茂森橋さん全景(笑)。昨年10月9日の写真と、比べてみてください。潮位約20㎝の差は、大きいですね。
両端の橋台の、アーチが露出して、橋としてもバランスの取れた姿に見えます。デザインから見ても、これが本来の姿なのでしょう。

やはり、アーチがすっかり没して、橋桁がひたらんばかりに水に浸かった姿は、いかにも「地盤沈下しました…」といった風情で、橋もかわいそうですね。

茂森橋をくぐった余勢をかって、同じく未紹介区間である、大島川西支川にも、行ってみることにしました。
撮影地点のMapion地図

(19年3月4日撮影)

(『大島川西支川…1』につづく)