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水郷の鳥瞰図

FI2617645_1E.jpg佐原で手に入れたものの中で、一番嬉しかったものがこれです。

BERANN'S PANORAMA 水郷佐原」とタイトルの入った、水郷を中心に下利根全域を一望した絵柄の、美しい鳥瞰図。さっそく、玄関に貼ってみました。
昨年訪れた水郷の十二橋や与田浦、横利根閘門(『魅惑の水郷…1』ほか参照)、それに潮来や鹿島港と、細かく描き込まれた山河をのぞき込んで、平水域の理想郷に思いを馳せています。

玄関の、反対側の壁にはすでに、一昨年から東京の鳥瞰図が貼ってあるので、水路バカの家(笑)の玄関としては、えらく楽しい環境になってきました。

余白の隅には、「ハインリッヒ・C・ベラン 1994」と、コピーライトの記入がありました。私は初めて目にする名前だったので、Google検索して(検索結果)みると、なるほど、鳥瞰図の作者として、有名な方だったのですね…。お恥ずかしいことに、ちっとも知りませんでした。

こうして、二つの鳥瞰図を見比べてみると、私の好みとしては、どちらかというとベラン氏より、黒澤達矢氏(東京の鳥瞰図の作者)の作風の方が、性に合うようです。

もちろん、どちらも素晴らしい絵で、優劣はつけがたいのですが…。ベラン氏は筆遣いがおおらかで、道路などは遠近に関わりなく、実線で済ませたりするのに比べ、黒澤氏はディテールをきっちりと描き込まれ、また遠景に至る表現も細やかで、画面に奥行きがあるように感じられるからです。ベラン氏が外国人であるということを、考えに入れた上で評価しなければいけないのでしょうが…。

ともあれ、東京の川景色のみならず、大好きな水郷をも、こうして一望のもとにできるようになり、玄関に立つ時間が、ついつい長くなってしまう今日このごろ。ちなみに販売店は、前回紹介した本と同じ、佐原の忠敬茶屋です。

(19年2月9日撮影)