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福富川公園…2

FI2617630_1E.jpg(『福富川公園…1』のつづき)
スライドゲートの手前(吉岡水門側)に、今ひとつの水門模型…イヤ、台座のみ残っているので、残骸でしょうか。
スリットの上には、同じく、木製の躯体があったと思われるのですが、残念ながら、根本からぼっきり折れてしまったようです。

「水門の歩み」と称しているところから考えると、順番からして、スライドゲートよりさらに前の形式の、角落とし式水門(見沼通船堀と同じ形式、『すごい人気だ通船堀…2』参照)だったのでしょうか? 見てみたかったなあ…。

FI2617630_2E.jpgそして最後は、「水門の歩み」の白眉、マイタゲートの模型です。こちらも、扉体の表側に「合掌型水門」と、説明板が貼られていました。

略式ではありますが、ちゃんと鉄板で、しかもボルトをたくさん打った、こだわりの感じられる造りに、もうシビレました!


FI2617630_3E.jpgマイタゲートの模型を、反対側からみたところです。

二つある、開閉ハンドルの下を見ると、ハンドル軸についたピニオンギヤが、扉体にヒンジで取り付けられたラックギヤに噛み合っており、実際に開閉して、仕組を学べるようにできていた…と、思われるのですが、ご覧のとおり、かなり錆びついており、少なくとも、今は動かせません。

せっかくの展示物です。できれば、きちんと整備していただきたいのですが…。

FI2617630_4E.jpg福富川公園の案内図です。
左が仙台堀川方、下が木場公園・大横川方です。

ちなみに、福富川公園でGoogle検索をすると、多くのサイトでは、ビオトープの方がクローズアップされているのですが、ここは土木バカとしてですね、全国でも珍しいと思われる、「水門の模型がある公園」であることを、声を大にして申し上げておきます!

FI2617630_5E.jpg大晦日のお散歩の最後は、亀久橋(『干潮時にすり抜けろ!…3』参照)でしめくくることにしました。

暮れなずむ空を背景に、ビームが描く稲妻型のシルエットが美しく、また、入口上部に見える意匠も素敵で、水面上からあおぐ姿とは違った、魅力的な表情を見せてくれました。
撮影地点のMapion地図


(18年12月31日撮影)

(この項おわり)

12月31日の項の参考文献
ゆこうあるこう こうとう文化財まっぷ(江東区教育委員会)
江東古写真館 ~想い出のあの頃へ~(江東区教育委員会)