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神田川…4

FI2617528_1E.jpg(『神田川…3』のつづき)
御茶ノ水駅に停車中の、中央線の上り快速電車を撮ってみました。うまい具合に、編成がお尻まで収まりましたね。

だいぶ前に、友人の取材に協力して、ここに艇を出したのですが、取材数日後に友人が、「中央線に乗ったら、窓から川が丸見えなんだねえ…大勢に見下ろされるのって、なんだか恥ずかしいね」と、しきりに気にしていたのを思い出しました。
う~ん、そう言われてみると…やっぱり恥ずかしい(笑)。

FI2617528_2E.jpg聖橋をくぐって、下流側から見上げたところです。
上流側は、すでにタイトルでお見せしましたが、こちらの写真の方が、表面に継ぎ目状の溝が彫ってあるのが、よく見えますね。

この継ぎ目は、改修時に貼り付けられた板の継ぎ目…言わば装飾で、構造とは関係がありません。
元来は、表面に一切の凹凸もない、コンクリート打ちっぱなしの、のっぺらぼうでした。それがまた、「昔の斬新なデザイン」って、こんなものなんだろうなあ、と思わせる何かがあり、味わいがあったのですが。
以前紹介した錦橋のように、同世代の橋で、コンクリート打ちっぱなしのものはあるのですが、やはりデザインの妙でしょうか、別格という気がします。
撮影地点のMapion地図

FI2617528_3E.jpg聖橋のすぐ下流にある、地下鉄丸ノ内線のガーダー橋。
いつも、真下を通る瞬間に、電車が来てしまうんですよね…。今回ももちろん、ゴオッとやられて、首をすくめました。

ここは、神田川、丸ノ内線、道路と国電、そして聖橋と、立体交差が交錯する、珍しいところでもあるので、東京らしい風景のひとつとして、昔から絵や写真の題材に、よく採り上げられる場所でもあります。

FI2617528_4E.jpg上の写真とほぼ同じ場所から、下流側を見たところです。
本郷台の切通し部分も終わり、岸の高さも目線に近づいてきました。

左側に並ぶ家屋の雰囲気は、私の子供のころから、一見あまり変化がないようですが、この反対側の、通りを歩いてみると、新しいテナントが入ったところもあり、だいぶ雰囲気が変わったようです。

FI2617528_5E.jpg大股開きの橋脚で、川をひとまたぎする、おなじみ総武線のガーダー橋。
やはりこの角度から見ると、迫力が違います。

秋葉原で、山手線・京浜東北線を立体交差するため、急勾配で駆け上がるこの路線、開通当初の写真を見ると、まさに天を往く線路、と呼ぶにふさわしい、甍の波のはるか上空を走る、超近代的な電車だったのですね。


(18年9月2日撮影)

(『神田川…5』につづく)