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神田川…2

FI2617526_1E.jpg(『神田川…1』のつづき)
後楽橋を過ぎて少しすると、水道橋をくぐって、一隻のバージを曳いた曳船が、遡行してくるのを発見!! よりによって、こんな狭いところで出会ってしまうとは!!

向こうは、相当な排水量のバージを曳いているので、もう止まることはできません。こちらが避けるしかないのですが、岸に寄せるにしても、両岸水面下には段差があり、プロペラを損傷する恐れもあります。

曳船は、目前まで迫ってきました。躊躇しているひまはありません。微速面舵!エンジン停止・チルトアップ!両舷のフェンダーを出し、連れにはボートフックを構えさせ、艇を護岸に密着させるようにして、とにかく、曳船に迷惑をかけないような体勢をとりました。

FI2617526_2E.jpg曳船もバージも、さすがプロの川舟乗り、向かって左側(船は陸とは逆で、右側通航です)にチョイ、チョイと舵を取り、こちらを避けてくれたので、2mほどの余裕を持って、行き違うことができました。

こちらから見れば、壁のようなバージが目前を過ぎる、緊迫の瞬間を撮影。よくこんなときに、カメラなど構えられるなあ、とお思いでしょうが…残念ながら、撮ったのは私ではありません。

FI2617526_3E.jpg満潮時なのが幸い、段差でプロペラを壊すことは、まぬがれました。いや、皆さん、こういうこともありますから、神田川・日本橋川に遊びに来るのは、満潮時に限りますよ!

曳船とバージも、うまく避けてくれて、なによりでした。彼らは喫水がありますから、可航幅は私の艇より狭い上、排水量船なので、舵を取ってから舵効きがあるまで、時間がかかります。視認直後に、舵を切ってくれたに違いありません。ありがとうございました!お仕事がんばってくださいね。

FI2617526_4E.jpg…ホッとしたところで、都の市兵衛河岸防災船着場を、ご覧に入れます。

ご覧のとおり、護岸の凹部にしっくりと納まり、小さいながら安心感あふれる(笑)桟橋。この凹部は昔からあって、昭和初期に暗渠化された、いにしえの小石川の河口部?なのではないか、とも言われています。
写真でも、桟橋奥の壁に2ヶ所、余水吐らしきヒンジ付きのフタが見えるので、らしい感じはするのですが。

過去2回ほど、ここに17ftくらいの大きさの、ヤマハSRVがもやっていたのを見たことがありますが、お役所の人が乗ってきたのか、それともご近所の艇長がモグリ(笑)で留めたのか、いずれにせよ、都心でボートを見かけると、なにか意識してしまいます…。
撮影地点のMapion地図

FI2617526_5E.jpg本当に重量を支えられるのか、不安になるくらい薄く平べったい橋、水道橋をくぐります。途切れることのない歩行者の列に見下ろされ、ちょっと気圧されながらの通過。

別に、悪いことをしているわけではないのですが、やっぱり気恥ずかしいなあ…。


(18年9月2日撮影)

(『神田川…3』につづく)