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日本橋川…3

FI2617516_1E.jpg(『日本橋川…2』のつづき)
ジャンクションの、江戸橋近くを見上げると、「収斂」という言葉が絵になるとすれば、まさにこういうカタチなのかなあ…(意味、あってますか?)、と思ってしまうような眺めです。手前左岸は、かつて兜河岸と呼ばれていました。

じっと見つめていると、画面奥に向かって、道路がまるで柔らかいモノのように、のたくって吸い込まれていく感すらある、なにかシュールな光景にも見えてきます。水面に反射する陽光が、高架の裏に、ゆらゆらと動く模様を映しているせいも、あるかもしれません。

FI2617516_2E.jpg川に面して荷役設備を設けていた、三菱倉庫・本社ビル(三菱トランクルーム)。昭和5年の建造で、屋上に建てられた、巡洋艦のブリッジを思わせる塔状構造物が有名ですが、この角度からはちょっと…。う~ん、あまりうまく撮れませんでした…。

陸側からの威容は、日本橋・歴史建造物巡りキツネの散歩 ウォーキングレポート)に、解説とともに掲載されていますので、ぜひご覧になってみてください。(他力本願かな?)
撮影地点のMapion地図

FI2617516_3E.jpg昭和通りが通る、江戸橋です。昭和2年建造の二連鋼アーチですが、向かって左の径間のみ、降り注ぐ日の光を浴びて、右径間と対照的ですね。手前には水道橋も併設されています。

航路もやはり左径間なのでしょう、水道橋の手すりには「危険注意」との看板が掲げられ、アーチの頂部には「江戸橋」と、ペンキで橋名が書かれています。橋の手前右岸は、旧末広河岸です。

FI2617516_4E.jpgおなじみ、日本橋に到着。下流側より見たところです。

この橋については、もう語り尽くされた感がありますが…国道一号線の基点、日本国道路元標がある、東京を代表する橋として、明治44年4月に完成しました。
首都高の橋脚が、橋の径間に合わせて建っているのは、通航する船から見るとありがたいのですが、橋はやはり、ちょっと窮屈そうに見えますね。

FI2617516_5E.jpg橋の写真手前、右岸はかつての魚河岸、橋の向こう側は裏河岸、手前左岸は四日市河岸と呼ばれていました。

左岸橋詰、日本橋一丁目側にある、歩道のレベルから少し下がった、親水スペース的な橋詰広場。滝状の噴水や、ベンチが備えられた小公園で、私も用足しの途中に、よく利用します。

以前、テレビを見ていたら、映画「釣りバカ日誌」の、初期の作品だったと思いますが、主人公の浜ちゃんが、羽田付近の自宅から、釣り船で通勤するシーンがあり「おおっ!?」と、色めき立ったことが。
上陸地点は、確かここだったような…。ご存知の方、おられますか?

(18年9月2日撮影)

(『日本橋川…4』につづく)