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すごい人気だ通船堀…2

FI2617506_1E.jpg(『すごい人気だ通船堀…1』のつづき)
人垣の間から、背伸びしてなんとかカメラを構え、注水中の閘室に浮く、艜(ひらた)を撮影。ちょうど、起倒式の帆柱を立てる、実演をしているところでした。
これは、通船堀実演のために復元されたもので、ふだんは、鈴木家にあるガラス張り舟蔵に、展示されているものです。人が乗っていますが、実物の二分の一に縮小された、模型と言ってよろしいものです。

艜と呼ばれる種類の舟は、各地にありますが、この舟は、見沼・芝川流域に独特の形のようですね。

FI2617506_2E.jpg満水に近くなった閘室を、今度は帆柱をたたんで、櫓漕の実演をする艜。
以前の実演では、満水状態から、角落しを抜いて水位を下げ、芝川と水位が合ったところで、舟が一の関をくぐるという、一連の動作を実演してくれたようなのですが、今回は、舟はすでに一の関をくぐっており、堰上げて、水位を上昇させるのみの実演でした。つまり舟は、閘室の中を、往復して見せるに留まったのです。

施設の老朽化など、事情は何かあるのでしょうが、ちょっと残念でした。

FI2617506_3E.jpgこの盛況ぶりでは、角落としの着脱作業をこの目で見るのは、あきらめた方が良さそう…と、周辺をお散歩。

通船堀東縁の最上流、かつてここにあった、堰の雰囲気を出したと思われる橋が。
橋の右手には、解説板などを配した休憩所と、手洗所が併設された建物、それに通船堀全体の模型もケース入りで飾られているなど、ちょっとした屋外博物館のおもむきです。

FI2617506_4E.jpg橋のすぐ向こうが、見沼代用水東縁です。
利根川から遠く、見沼の広大な地を潤してきた水路は、満々と水を湛えて、今なお現役。

手前の小さなスライドゲート(のハンドルだけ見えます)が、通船堀への取水口です。


FI2617506_5E.jpg帰りに、すこーしだけ空いたようなので、一の関が堰上げられている様子を、どうにか撮影できました。ええ、どうにか…(涙)。

私が出遅れたせいで、ロクにご紹介もできなかったので、ご興味のある向きは、「通船堀に寄り道…3」の末尾に掲載した、通船堀関連の各サイトをご覧下さい。(情けなや)

(18年8月27日撮影)

(『すごい人気だ通船堀…3』につづく)