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汐見運河

FI2568737_0E.jpg(『河口点描』のつづき)
帰りにちょっと寄り道して、まだご紹介していない、汐見運河に入ってみることにしました。
汐見運河は、豊洲運河・朝凪橋の西から始まり、まもなく平久川と交差して、越中島貨物駅(現レールセンター)の南側を直進、曙北運河との丁字路で終わる、全長2km強の運河です。

写真は、豊洲運河から入ってまもなく、蛤橋を見たところ。「蛤橋」という名前が、かつての干潟が多く、豊かな漁場だった時代を思い起こさせます。
撮影地点のMapion地図

FI2568737_1E.jpg汐見運河に入って早速、河川用の小型タンカーに出会いました。おそらく水船(本船に真水を供給する船)と思います。舷側が水面すれすれの、川っプネならではのスタイル、いいですねえ。

下は、平久川との交差点にある、燃料スタンド。
日曜は営業していないようです。一回お世話になってみたいんですが、今だ果たせず…。
撮影地点のMapion地図

FI2568737_2E.jpg平久川との十字流を過ぎると、水路はやや右に折れ、ほぼ真東に向かいます。
白い鋼桁橋、鴎橋をくぐると、親水護岸とマンションに挟まれた、江東の水路おなじみの風景が広がりました。

日中のマンション街は静かなので、艇の水きり音も、ビルの壁に反響して聞こえてくるほど…苦情が来ないかしらと心配になり、ただでさえ低い速度を、ますます落としてしまいます。
下写真、遠くに見える、青い桁橋は汐枝橋、上を通る高速道路は、首都高9号深川線です。

FI2568737_3E.jpgかわいらしい斜張橋、しおかぜ橋が見えてきました。

人道橋ですが、ちょっと不思議な橋でもあり、江東区HPの施設案内・区道橋一覧を見ると、「しおかぜⅡ」から「しおかぜⅦ」までが記載されていました。
これはどういうことかと思っていたら、同サイト「しおかぜ橋」のデータに、「1径間鋼製斜張橋、1径間鋼製アーチ橋他多彩 」とあり、どうやら1本の橋でありながら、複数の異なる種類の橋で、構成されているようだということが解りました。おそらく、陸上にある立体交差部も、橋としての勘定に入れられているのでしょう。

FI2568737_4E.jpgしおかぜ橋を過ぎたあたり、いかにも通船、といった感じの、魅力的なフネが…。残念ながら、シートをかぶっていましたが。

遠方に見えるのは、京葉線の地下から上がってくる高架で、越中島貨物駅の近くです。右から斜めにつながる、東雲北運河と合流すると、曙北運河との丁字路はまもなくです。

(18年5月1日撮影)

(『寄り道』につづく)