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海老取川から多摩川へ…1

FI2532581_0E.jpg(『羽田の干潟水路』のつづき)
羽田可動橋をくぐり(開いているのですから、『くぐる』という実感は乏しいのですが…)海老取川に入りました。
海老取川については、すでに「海老取川」で紹介しましたが、当時のこととて写真も少ないので、今回改めて、もう少し詳しくお知らせしたいと思います。

進入直後は、広い水面が広がっており、左手には、水上警察の派出所を含む船だまりが、右手には、東京都下水道局の東糀谷ポンプ所、それに新呑川の河口も見えます。

新呑川は、北方にある旧呑川の新河道として、造られたものです。ごらんの通り船だまりとしても利用されており、以前から意識している可航河川ながら、まだ入ったことはありません。近いうちに、挑戦したいと思っています。

FI2532581_1E.jpgやはり右手に、ささやかな水面を守る小型の水門、北前堀水門(写真上)と、南前堀水門が見えてきました。州崎南水門とも形が似ています。おそらく近い年代の竣工なのでしょう。
これらも港湾局管轄ですので、「高潮から守る施設の紹介・呑川区域」(東京都港湾局)にデータが掲載されています。

北前堀水門・撮影地点のMapion地図
南前堀水門・撮影地点のMapion地図


FI2532581_2E.jpgモノレール・整備場駅に近づくと、水路はじょうごの口のように狭くなり、両岸は、積石の法面と、コンクリ護岸になります。ウェーキがもろに跳ね返ってきますから、せっかちな方も、速度を落とした方が良いでしょう。

右手には、空港名物の巨大電飾看板が…(笑)。
空港施設の沖合い移転で、少なくなってしまいましたが、子供のころ、羽田に連れてこられて、これが目に入ると、「ああ、飛行機に乗るんだなあ…」と、嬉しくなったことを思い出します。
撤去跡を見て気づいたのですが、すぐ裏側は住宅地なのですね。驚きました。

FI2532581_3E.jpg護岸の狭水路が尽きるあたり、穴守橋が見えてきました。

ここから、水路は少し幅を増し、両岸はギッシリと船がもやわれ、人いきれならぬ船いきれ?にあふれます。いにしえの羽田州と、この水路を挟んで栄えた、漁師街の面影が残る、最も海老取川らしい風景ですね。
赤い橋は稲荷橋、かつて空港側にあった、穴守稲荷への参道の橋です。ここまでは、水路のほぼ中央を走れば、間違いありません。


FI2532581_4E.jpg茶色いガーダー橋、天空橋の近くまで来ました。
船だまりは右側だけとなり、羽田側は少し浅かったり、杭が出ていたりするので、右側を走った方が良いでしょう。碇泊船に迷惑がかからないよう、デッドスローで通航するのは、言うまでもありません。

この橋の先から、水路は再び急速に狭くなります。
右の、碇泊船の列に寄るようにして、左側を避けて通りましょう。念のため、フェンダーも降ろしておいた方が、いいかも知れません。

下の写真、遠方に見える、工事中の橋は弁天橋、海老取川の最終橋です。
ここからが、東京近郊の内水路のなかで、最大の難所といわれる(私が勝手に、そう思っているだけかもです…笑)海老取川・多摩川河口部です。
気持ちを引き締めて、舵とスロットルを握りなおしました。
(今回は、緊張してばっかりですな…)
弁天橋・撮影地点のMapion地図

(18年5月1日撮影)

【20年1月14日追記】海老取川ですが…整備場駅のあたりから北を海老取運河、南の狭い部分を海老取川と、区別されているそうです。

(『海老取川から多摩川へ…2』につづく)