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橋をくぐる

FI2444862_0E.jpg母港が東京になってから、たくさんの橋をくぐってきました。

三浦にいたころは、三崎港の水道にかかる城ヶ島大橋と、相模川河口近くの湘南大橋くらいしか、くぐったことがありませんでしたから、初めて東京の水路を走ったころは、橋を見上げつつ艇を進める(しかも、頭上を圧する低い橋桁を!)、というそれだけのことが、新鮮で、たまらなく楽しく思えたものです。

今や、橋をくぐることは当たり前になってしまいましたが、もちろん楽しいことには違いありません。
炎天下を走るとき、橋の影に入ると、一瞬だけサッと頬をなでる冷気の心地よさ。反響する爆音とウェーキの波音。橋の裏側が見せる、複雑な構造の面白さ…。

古い橋にほどこされた、船上からの目を考えて造られた意匠など、陸の上からでは見られない橋の表情に、ハッとさせられることもしばしばで、興味はつきません。

橋に見惚れていると、マストをぶつけそうになったり、橋の上からたれる釣り糸に気づかず、ギリギリでかわしたり(笑)と、緊張させられる場所でもあるのですが。

(亀島川、17年6月5日撮影)