FC2ブログ

岡田式渡船

FI2242769_0E.jpg河川舟運のひとつのかたちとして、渡し舟がありますが、以前から興味を持って、本を探したり、ネット上で検索したりしていましたら、「岡田式渡船」というものが目にとまりました。

改めて検索しなおしてみて、いくつかのサイトを拝見、中でも、比較的分かりやすく解説されているのが、下に掲げさせていただいた、3つのサイトです。

★「全国で使われた渡船の革命 岡田 只治」(岐阜県図書館
★「那賀川 那賀川橋付近」(那珂川空中写真国交省 四国地方整備局 那珂川河川事務所
★「海外にも進出した 岡田式渡船」(飛騨 美濃ふるさと自慢しょうしん

両岸に渡した、ワイヤー等をたぐって運行する、渡し舟があることは知っていましたが、これはさらに進歩した方式で、舟を川の流れに対し、斜めの姿勢で滑車と結ぶことにより、流れの力を利用して、急流でも安全に、しかも無動力で渡河させることができるというものです。帆船が、帆に風を斜交いに受け、キールと舵で横流れを防ぎつつ切り上がってゆくのと、原理は全く同じものですね。

小規模なものなら、僻地でも手に入る資材で、容易に建設できるのがこの発明のミソなのでしょう、大陸まで普及したというのも、頷かされます。
橋をかける資金もなく、さりとて急流に舟を渡すのも困難という地域の住民にとっては、まことに、偉大な発明であったに違いありません。

原理は理解できたのですが、滑車から舟に伸びるワイヤーの、取り付け方や支持方法、舵の操作はどうしたのかなど、細部の構造までは述べられていませんでした。(支持部が一ヶ所だけでは、船体を流れに対して、斜めに保持するのは難しいように思います。舵があれば話は別ですが…。)
もっと詳しく知りたいと思っていますので、この渡船の詳細が載っている本や、サイトをご存知の方がおられたら、ぜひご教示いただきたいものです。

(写真は本文とは関係ありません。汐浜運河にて、17年6月5日撮影)