FC2ブログ

新河岸川…1

FI2075304_0E.jpg(『新芝川…3』のつづき)
そんなわけで、若干凹んだ気分で新芝川を後にしました。

水門を出たところで、振り返って、新芝川排水機場の表側をご覧に入れます。
操作室の、ガラス面積を多く取った、展望台さながらのデザインは、なかなか格好がよろしいのですが、こんな肌寒い日でも、直射日光を浴びたら、内部の温度は相当なものになるに違いない…などと、妙な想像をしました。

FI2075304_1E.jpg新芝川河口から、荒川・隅田川の分流点であり、新河岸川への入り口である、岩淵水門へは、はす向かいと言っていいほどの近さです。

新旧の岩淵水門の間にある水路を抜け、新岩淵水門をくぐり、右に一杯転針すれば、新河岸川と隅田川の合流点です。
お馴染みの赤水門と青水門にご挨拶。ご両人とも、今日も元気で何よりです。


FI2075304_2E.jpg新河岸川の入り口に来ました。何度か訪れてはいますが、当ブログには初登場ですね。
向かって左岸の土手が低いせいでしょう、水はなみなみといった感じで、いかにも水量が豊かそうに見えます。

こちらも、古くから水運が盛んで、30年ほど前までは、印刷用紙やインキといった、この近辺の地場産業を支える原料を、陸揚げする岸壁が多くあったと聞いていますが、現在では化石燃料など、ごく一部の荷揚げ設備のほかは、かつての喧騒をうかがい知るすべはありません。
撮影地点のYahoo地図

FI2075304_3E.jpg新岩淵水門の真横まで回り切ると、国交省・荒川下流河川事務所のポンド(船だまり)が目に入ります。

青いキャビンの、水上バスタイプの船は、河川巡視船「あらかわ号」です。
その搭載能力と、低い全高・ウォータージェット推進など、河川航行専門船ならではの装備を活かして、パトロールのほか、視察やイベントに、縦横の働きをしています。
荒川で最も、著名な船だと言ってもよろしいでしょう。

FI2075304_4E.jpgポンドの、さらに河上側には、荒川知水資料館があります。
すでに何度か話題に上っていますし、川に関心のある皆さんはご存知かと思いますが、改めてご紹介しますね。

ここは、荒川をとりまく、治水の歴史や現状を中心に展示した、入館無料の資料館です。(サイトはこちら
荒川・隅田川・新河岸川という、3つの川の分流・合流点であり、新旧の岩淵水門もすぐ近くにあるという、まさに絶好の立地にあり、この方面がお好きな方は、1日いても飽きないところでしょう。
土木や治水に関心の無い、ボート乗りの方にとっても、川の海図ともいうべき、「河川航行情報図」の配布元でもありますから、決して無関係ではありません。
この情報図は、直接にこちらに来館して、1階窓口で、アンケート(住所・氏名の記入が必要です)に答えると、無料で配布してもらえます。
ただし、かなり大きい紙に刷られた図版ですので、ビックリなさらないように…。巻いた状態で渡されますので、持ち運びに不便はないと思いますが。

(17年11月13日撮影)

(『新河岸川…2』につづく)