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小名木川…3

FI1979059_0E.jpg(『扇橋閘門』のつづき)
閘門を出ると、東側より広々とした水面が広がり、清々しい気分です。これより、潮の満ち干につれて水面が上下する感潮水域となります。

前方のトラス橋は新高橋です。(この手前の、新扇橋は写し忘れ…)隅田川に接する河川の、戦前製の橋は、近い雰囲気を持ったものがいくつか見られますが、これらは確か、関東大震災の復興事業で、同時に計画されたものだと、ものの本で読んだ覚えがあります。(不確かで申しわけないデス)

FI1979059_1E.jpg新高橋の手前は、大横川との交差点です。これは南側水路を見たところで、工事中の足場が組まれている橋は、扇橋です。

ここから、大横川を南に下ると、仙台堀川との丁字路から大横川南支川と名前を変え、州崎南水門を経て、汐浜運河に出ることができます。
「出ることができます」などと書きましたが、低い橋や狭い水路が連続するところですので、自艇での走破はチョット…。JO_NA_KAさんやamieさんのインフレータブルに、おまかせするとしましょう。

FI1979059_2E.jpgこちらは、大横川の北側を見たところです。遠くに見える第一橋は猿江橋。

直進すると、隅田川方から伸びてきた竪川につながり、竪川は竪川水門で隅田川に合流しています。


FI1979059_3E.jpg新高橋の橋詰に近い、親水歩道の柵には、白木に墨書された、なかなか立派な木の銘板がありました。

水路に向けて銘板を設けるところが、さすが小名木川。こんな小さな心遣いでも、ボート乗りとしては嬉しく思えるのです。


FI1979059_4E.jpg新高橋をくぐると、大富橋が現れました。
空を圧する下路式トラスやアーチも、橋のデザインが楽しめると言う点では、大好きなのですが、重厚なトラスをいくつか見たあとで、このようにシンプルな桁橋を目の当たりにすると、水路上空の見通しがよくなったように感じて、ナゼかさっぱりしたような気持ちになりました。

小名木川の小さな旅の終点はもうすぐ。あと4つの橋と、水門を一つくぐれば、「大川」(隅田川)の川面が見えてきます。
(17年10月3日撮影)

(『小名木川…4』につづく)