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20年度川走り納め…2

(『20年度川走り納め…1』のつづき)
FI2618283_1E.jpg国道14号の小松川橋と、新小松川橋は工事中で、黄色いブイで航路が示されていました。

どうやら、橋脚の補強工事のようですね。写真右の橋脚は、新たにコンクリートが巻かれ、工事を終えた状態のようです。左手奥のものは、鉄板で囲まれていたので、これから補強が始まるのでしょう。

FI2618283_2E.jpgJR総武線のトラス橋も、小松川橋と同様の工事をしていました。

岸に沿って、クレーン船や台船が何隻ももやい、ちょっと物々しい雰囲気です。



FI2618283_3E.jpg毎度おなじみ、中川水門に入ろうと、艇を向けると…。
ちょうど水門の向こうを、独航艀が通過してゆくところに出くわしました。あわててカメラを構えたら…何とか、船尾だけ撮れたようですね。これから、江戸川競艇場(『中川…7』ほか参照)を通って、荒川河口に出るのでしょう。

この調子なら、まだまだお仕事ブネに出会えそう…。相手は大型船ですから、行き合うのはちょっと緊張しますが、迫力ある姿を間近で見られるのは、やはり楽しみです。

FI2618283_4E.jpg低い冬の陽射しを浴びて、輝く上平井水門…。

スカイブルーとマルーンのツートンカラーがよく映えて、実にキレイ。水門コンテストがあったとしたら、「都内で最も美しい塗装の水門」として、推薦したいくらいです。
撮影地点のMapion地図


FI2618283_5E.jpg中川の屈曲区間に入り、上流を目指します。

青いトラス橋、本奥戸橋をくぐると…トラスの上には、水鳥さんたちがびっしり。暖かな陽気だけに、ひなたぼっこも気持ちがいいでしょう。


(20年12月30日撮影)

今年もお陰さまで、無事故で川走りを楽しむことができました。お世話になった皆様、ブログにお越しくださった皆様に、御礼申し上げます。良いお年をお迎えください。


(『20年度川走り納め…3』につづく)
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20年度川走り納め…1

FI2618282_1E.jpg本日12月30日は、年末らしからぬうららかな晴天で、まさに絶好の川走り日和でしたね。数日前からの天気予報も、30日のみ気温がグッと上ることを報じており、期待していただけに、予報どおりの小春日和となったときは、本当に嬉しかったものです。

というわけで、昨年末同様、本日の航行を今年度の川走り納めとするこにしました。薄もやにけぶる荒川河口の橋梁群を後に、勇躍遡上を開始。

FI2618282_2E.jpg遡上を始めて間もなく、下ってくる空船の独航艀に出会いました。幸先が良いわいと、まずは一枚。

右手に見ているのは、彼が中川の河口から出てきたからで、河口を出てすぐに面舵を取り、荒川の河道中央に出てから取舵で南下と、クランク状のコースを取っていました。荒川河口の東岸には、浅いところがあるので、それを避けたのでしょう。
撮影地点のMapion地図

FI2618282_3E.jpg艀の引き波が収まってしまうと、川面は実に穏やかで鏡のよう。空もあくまで青く、まさにベストコンディション。

水ぬるむ季節でも、こんなにゴキゲンな川の表情は、そうそう拝めるものではありません。何しろ大の寒がりだけに、一応の防寒装備はしてきましたが、これなら凍える心配はなさそうです。

FI2618282_4E.jpg都営新宿線、新船堀橋を過ぎたあたりでは、一本ミヨシを高々と上げた、古風な漁船が操業中。

排気管が、ちゃんとファンネルらしい格好になっているのも、そそるじゃないですか。



FI2618282_5E.jpgおっと、漁船に気を取られていたら、またも独航艀が下ってきた!
本当だったら、右にかわさなければいけないのですが、喫水の深い船は屈曲の外側を通るので、左に行き違う格好になってしまいました。

積荷を下ろしてきたのは、新河岸川でしょうか。年の瀬の今日も通常運航、まことにご苦労さまです。


(20年12月30日撮影)

(『20年度川走り納め…2』につづく)

水門のユーザー

FI2618281_1E.jpgまあ、アレです(どれ?)、東京の水路には、ご存知のようにたくさんの水門があり、こうして水路を走り回っていると、当然ながら、水門をいくつもくぐることになるわけで…。

生来、この手のものが嫌いでなかったせいもあるのでしょうが、お陰さまを持ちまして、今や(いや、だいぶ前から)すっかり、水門愛好家です。


FI2618281_2E.jpg水門を仰ぎつつ、くぐるたびに思うのですが、こうして水門を艇でくぐるというのも、水門の役割の一つ、開放時の通船機能を利用していることになるわけですが。

とすると、私も言わば、水門のユーザーの一人になるのかなあ、こんなデカイ扉を、自由に通り抜けることができるなんて、なかなか豪勢じゃないの…と、妙なところで、一人悦に入ったりしています。
単なるヘンな奴ですか。

FI2618281_3E.jpg本当なら、水門が守っている、流域の街の人々こそが、水門の恩恵を直接受けている、利用者ということになるのでしょうが、恐らく住民の皆さんは、ユーザーとしての自覚は、ほとんどないに違いありません。

いや、それを自覚するようになったら、川や海にただならぬ事態が訪れているときですから、意識されないくらいの状態が、水門にとっても、幸せなのかもしれませんね。

FI2618281_4E.jpg歩道橋の下を走るクルマのドライバーが、「ああ、歩道橋があるおかげで、スムースに走れてありがたいなあ」と、いちいち恩恵を感じることは、まずない(いたら、それはそれで妙な感じが…)ようなものですか。まあ、インフラとは、そういったものなのかもしれません。

で、何を言いたいかと申しますと、水門のユーザーになるのは楽しい、ということです、はい。

(撮影日は上から…19年9月16日、5月14日、9月16日、7月28日。水門名は上から…上平井水門、日本橋水門、中川水門、洲崎南水門)

亀島川水門の工事は…

FI2618280_1E.jpgだいぶ時間が経ってしまいましたが、積み残しということでひとつ。

一昨年の年末以来、若返り工事中の姿を折にふれて撮影している、亀島川水門の進捗状況をご紹介します。
(以前の姿は、過去の記事『大晦日の水門たち』『春の水門は工事中』『隅田川のんびり遡航…1』参照)
ご覧のとおり、この時点では右径間の工事が進んでおり、扉体と上屋がすっかり取り外され、角落しがはめこまれていました。

FI2618280_2E.jpg向かって右側の護岸沿いにもやっていた、水門の工事に従事しているとおぼしきクレーン台船。角落しの挿入を行ったのも、恐らくこの船でしょう。

以前の扉体は、明るい緑色に塗装され、周囲の風景からも適度に目立ち、見た目にもきれいで、なかなか良かったのですが…。今度の白っぽい塗装は、周りのビル群に埋もれてしまいそうで、まるで保護色ですね。

見つかっては困る理由でも、あるのでしょうか。目立つ色だと、天敵に捕食されちゃうとか(笑)。


(20年9月6日撮影)

さよなら、ナショナル温度計

FI2618279_1E.jpg以前にも一度、過去の記事「お花見は曇り空だったけれど…12」で紹介しましたが、隅田川の両国橋下流西岸、NTTのビルの上に、写真のようなナショナル/パナソニックの広告を兼ねた、温度計…まあ、現在の気温を電光表示してくれるモノがあったわけです。(写真は7月20日撮影)

隅田川を上下するたび、この温度計の表示を見ては、「ありゃ、12℃か、道理で風を受けると、手先がかじかむはずだ」、「31℃ね、何日か前の猛暑よりは、しのぎやすいかな」…といった風に、愛用(?)していたのですが…。

FI2618279_2E.jpg去る10月12日、帰路に通りかかってみたらビックリ。看板を支える骨組みごと、きれいさっぱり消えうせていました。

何分オープントップの木っ端ブネ、天候の良し悪しは、航行の快適度に直結するので、もちろん天気予報は、出港直前まで見ているたちなのですが、予測でない実際の気温を知らせてくれるのは、川っぺりではここをおいて他になかったので、とても寂しい気持ちになったものです。

いえ、自分で温度計を持ち歩けばよいと言われれば、それまでなのですが…。何と申しましょうか、ここに来るたびに温度計を見上げるという、ささやかな恒例行事がぷつりと途切れたようで、物足りないような居心地が悪いような、そんな感じがしたわけです、はい。