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荒川下流部に拾う…2

(『荒川下流部に拾う…1』のつづき)
FI2618173_1E.jpg首都高7号小松川線、荒川大橋。これも斜張橋ですが、ケーブルでなく円材を使っており、その本数も少ないので、雰囲気がだいぶ違います。

ちなみに、「荒川大橋」を名乗る橋は、上流の熊谷にもあり、おまけに「新荒川大橋」が、やはり上流の岩淵と、熊谷の荒川大橋に併設されているもの、計2本が存在するという、なんとも、ややこしいことになってしまっているそうです。(Wikipedia『荒川大橋』参照)

FI2618173_2E.jpg国道14号線、新小松川橋と、その上流側に並行する、小松川橋。

左手の河川敷には、延長1km以上に渡って、小松川運動公園が設けられています。
撮影地点のMapion地図

FI2618173_3E.jpgJR総武線、荒川橋梁。複線幅のワーレントラスが3組、すき間なく並行するさまは、まさに鋼材の洪水!

一つの橋脚に乗っているので、これで1本と数えるのかも知れませんが、ほかでは見られない、圧倒的な風景ではあります。

FI2618173_4E.jpgしまった、また撮り忘れだ(涙)、平井大橋…。

上流からは、PWCの大艇隊が、元気よく下ってきました。
このときも、後ろに小さい子供を乗せた、親子連れが何組かいました。タンデム型の普及で、「親子ブネ」が流行っているのでしょうか?

FI2618173_5E.jpgこれもおなじみ、かつしかハーブ橋と、その下でがんばる中川水門、上平井水門を遠望。

この角度から眺めると、改めて、このあたりの土木趣味的密度(笑)が、実に濃厚であることがわかりますわ…。
撮影地点のMapion地図


(20年7月20日撮影)

(『荒川下流部に拾う…3』につづく)
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荒川下流部に拾う…1

あまりにも馴染み過ぎているせいでしょうか、荒川については、このブログを始めたころと、ほか数回簡単に紹介しただけで、まとまった形でご覧に入れたことがなく、以前から気になっていました。

そこで、これから少しづつ、通過した区間を記録するように心がけ、いずれ全可航域がご覧に入れられるよう、がんばりたいと思います。あまり通好みのものはありませんが、お目汚しまで。
まずは、先月の新河岸川訪問の道々に撮ったものから、橋を中心にご紹介します。

FI2618172_1E.jpg河口にそびえる第一橋、荒川放水路橋梁ほかの橋梁群については、過去の記事「荒川湾岸橋づくし」ほかを参照していただくとして、今回は第二橋、清砂大橋から。

やはり斜張橋の魅力は、天を突く主塔と、そこから桁に伸びる、ハーブ型ケーブルが織り成す造形にありますね。桁の向こうに見えるトラス橋は、地下鉄東西線・荒川中川橋梁です。

FI2618172_2E.jpgかつては荒川の第一橋だった、葛西橋。

隅田川の清洲橋にも似た、荒川では珍しい、ちょっと古風な感じの橋ですが、竣工は昭和38年とのこと。(Wikipedia『葛西橋』参照)
撮影地点のMapion地図


FI2618172_3E.jpgそして毎度おなじみ、いとしの閘門様。
ここのところ、すっかりご無沙汰していますが、近々またお邪魔しますので、どうぞよろしくです…。

このすぐ上流には、都営新宿線のトラスがあるのですが、撮影に失敗(泣)。


FI2618172_4E.jpg干潮時の流速を感じながら、快く遡上を続けます。次にくぐるのは、新大橋通りを渡す、船堀橋。

おや、向こうに見えるのは…。



FI2618172_5E.jpg護岸の工事でしょうか、岸に寄り添うようにして、クレーン船が停泊中です。
場所は、中川の江戸川競艇場(ややこしいな)の前あたりでした。

航行はきわめて快調、続いてどしどし参りましょう。
撮影地点のMapion地図


(20年7月20日撮影)

(『荒川下流部に拾う…2』につづく)

橋の裏側…7

先月までに訪れた、橋の裏側をご覧に入れます。

FI2618171_1E.jpg(29)新左近川、蜆橋。20年6月15日撮影。

裏側より、橋台にやっつけられた落書きの方に目が奪われそう…。





FI2618171_2E.jpg(30)新左近川、つばさ橋。20年6月15日撮影。

珍しい、マリーナのバース上に架かる橋の裏側。
人道橋ですが、なかなか重厚な構造を見せています。






FI2618171_3E.jpg(31)新河岸川、平成橋。20年7月20日撮影。

これも人道橋ですが、こちらはぐっとそれらしく、きゃしゃな感じがします。
色褪せて、錆びも少し浮いてきているので、そろそろ塗り替えてあげたいですね。



FI2618171_4E.jpg(32)新河岸川、浮間橋。20年7月20日撮影。

青空をバックにしたトラスと、裏側で桁を支える構造が連続して見られるのは、艇上からならでは。





FI2618171_5E.jpg(33)春海運河、晴海大橋。20年7月20日撮影。

水面から見上げても、流れるようなラインが美しい巨大桁橋。
エッジの立った橋脚が、スマートさを際立たせています。


最近の水運趣味的(?)記事

最近読んだ雑誌の中から、面白かった記事を2つご紹介します。もちろん、水運バカの目から見て…、という但し書きつきですが、どちらも意外性という意味では、近来まれに見るものがありました。

FI2618170_2E.jpg週刊アスキー 08年8月26日増刊「カオスだもんね! ホビー&グルメ編」

週刊アスキー(すみません、今回初めて読みました)連載の、水口幸弘氏描くレポート漫画、「カオスだもんね!」のうち、お菓子やホビー全般に関するテーマの作品を寄り抜いた総集編。

ラジコン飛行機に挑戦したり、ラムネ工場を訪ねたりと、どれも面白いのですが、やはり気になったのは「キャプテンケンとの冒険①~③」と題した、モーターボートで東京の河川をめぐる回でした。

担当編集者の赤澤賢一郎氏が操縦するボートに乗って、八潮市の大場川を出発、中川を下って東京湾に出、隅田川~日本橋川~神田川の都心コースを通り…と、はたから見ても川走り三昧なコースをゆくという、水路バカとしては、もう意識せざるを得ない内容(笑)。見慣れた水路の風景が、漫画に描かれているというだけでも、嬉しいものがありました。

途中、三枚洲で危うく座洲しかかったり、メインタンクの燃料切れで肝を冷やしたりと、ハプニングも盛りだくさん(?)。写真を適宜はさんだ、軽妙な話運びも面白く、楽しめました。初回は1ページを割いて、レンタルボートに乗る際の手続きや、準備についても詳しく書かれているので、これから艇を借りる方にも、参考になると思います。

実は、この本を手にしたきっかけは、おなじみ佐藤淳一氏のブログ「Das Otterhaus」でして。

7月1日の記事、「水門の恋人たち(2)水もしたたる篇」に載っている、寺島令子氏が、佐藤氏主催の水門ツアーのことを描いた漫画を、週刊アスキーに連載されている、というお話。これを、発売一月もたってから急に読みたくなり、バックナンバーを置いている書店に探しに行ったはいいのですが、「カオス」の方に目が行ってしまったわけで…。
あ、寺島氏の掲載号も、もちろん購入しましたです、はい。

FI2618170_3E.jpg世界の艦船 第690集(20年5月号)

こちらはご覧のとおり、海軍艦艇や官船を中心にした、その道の愛好家向けの趣味誌です。フネ好きとして、長年愛読させていただいているのですが、最近は内陸水運に関する記事も、以前より頻度が高く掲載されるようになり、オッ、と思わせるものがありました。

特に今年に入ってからは、1月号に「『北上運河』を舟で行く」「北上運河・東名運河・貞山堀の現況」の2本立て、5月号に「福地運河(二俣水路)」、そして8月号には「水郷『近江八幡』を巡る」と、ストライクゾーンに砲丸をぶち込むような記事が続き、嬉しい限りだったのですが、中でも興奮の度合いが高かったのが、5月号の記事でした。

この「福地運河(二俣水路)」、大内健二氏の筆によるもので、「知られざるもう一つの宮城県の運河」という副題がつけられているとおり、貞山堀をはじめとする沿海運河群の影に隠れがちだった、旧北上川と現北上川(旧追波川)を結ぶ内陸運河、福地運河にスポットを当てたもの。

北上川の河川改修については、結構な数の書籍やサイトで触れられていますが、福地運河のことを詳しく紹介した記事は、公刊誌上ではこれが初めてではないでしょうか。
もちろん私も知らなかったので、わずか4ページの記事ながら、大げさではなく衝撃を受け、興奮しつつ何度も読み返したものです。

昭和9年、北上川の河川改修と同時に完成した運河の延長は、旧追波川(おっぱがわ)の区間も含めると、約9km。(Mapion地図
波荒い牡鹿半島を迂回せずに、石巻湾と追波湾をショートカットできる航路として、現在でもわずかながら、小型船の通航があるとのこと。通船が途絶えると、庭園の泉水と化してしまう水路が少なくない中、今なお可航水路として存続している事実に、感動すら覚えました。

筆者大内氏は、「(前略)この運河の存在は現在では地元の人々以外にはほとんど知られておらず、まさに幻の運河と呼ぶにふさわしい存在であることに興味が注がれるのである」と書かれており、この運河への思い入れの深さがうかがえます。

…と、ここまで書いて、ハタと思い出しました。
この水路、以前、今給黎教子氏が小型ヨットで日本縦断をした際、通ってなかったっけ?

さっそく、彼女の公式サイト「今給黎教子 公式ウェブサイト」に行ってみたら…ありました。ログブック「I'm here!」の13ページに、旧北上川から、追波川に入るシーンが始まっています。
またも自分のもの覚えの悪さを、さらけ出す結果になってしまいました。

ともあれ、この記事を読んで、ますます宮城を訪ねてみたくなったのは、言うまでもありません。

タイトル画像集…26

FI2618169_1E.jpg東京都江東区、東雲運河。20年4月27日撮影。
20年8月29日~9月5日掲示。







FI2618169_2E.jpg東京都大田区、六郷水門。20年9月5日撮影。
20年9月5日~9月9日掲示。








FI2618169_3E.jpg東京都中央区、建設中の豊洲大橋。20年9月5日撮影。
20年9月9日~9月13日掲示。







FI2618169_4E.jpg東京都大田区、多摩川、独航艀。20年9月5日撮影。
20年9月13日~9月20日掲示。






FI2618169_5E.jpg神奈川県川崎市、多摩川。20年9月5日撮影。
20年9月20日~9月28日掲示。