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4月27日のフネづくし…1

(『京浜運河点描』のつづき)
FI2618073_1E.jpg恒例の、フネづくしとまいりましょう。
まずは鶴見川河口近くの、曳船溜りで見かけたフネブネを。

この船を見た時は、こんなにも曳船らしくない(失礼)船体ラインの船がいるのか…と、ちょっと驚いたものです。このへん詳しくないのですが、湾奥でよく見かける、底引き網漁船に近い感じがしました。

FI2618073_2E.jpgその前にもやう、黒い船体のこちらは、ちょっと舷側が高めなものの、典型的な曳船タイプ。

船首材が突き出たスタイルは、やはり引き締まった感じがします。

FI2618073_3E.jpgさらに上流側は、もっとゴツくて、たくましい感じの二隻。マストをたたんでいるのが、河川繋留らしくて、いい感じです。

いちばん奥、グレーの船体の、オイルフェンス展張バージでしょうか、いかにも鈍重そうな、船首まわりの造作に惹かれるものが…。

FI2618073_4E.jpgお次は大黒運河の曳船たちを。

造船所近くで見かけた、メザシにもやう兄弟船。
プッシャーとしての機能も、備えているようです。




FI2618073_5E.jpgこちらは、最初に紹介した曳船よりさらに、らしくなさ度合(?)が上回っています。

甲板上の装備からすると、明らかに曳船なのですが、船体がどうも市販艇くさい…。
タイヤのフェンダーが、妙に少ないのも胡散臭く(笑)、「おまえ、本当に曳船なの?」と、問い詰めたい気持ちすら湧いてくるほどでした。


(20年4月27日撮影)

(『4月27日のフネづくし…2』につづく)

京浜運河点描

(『海老取川の工事…2』のつづき)
FI2618072_1E.jpg帰途、京浜運河(東京)で見たものを、いくつか拾ってみました。

大井北埠頭橋の近く、大きな洲のかたわらに、昔からある沈船。前後には、ブイが打ってあるので、満潮時でも位置が確認できます。
危険箇所うんぬんというより、小ぎれいに片付けられた水路が、ほとんどを占めるようになった今となっては、もはや貴重な風景かもしれない…、などと考えてしまいました。
撮影地点のMapion地図

FI2618072_2E.jpg品川埠頭橋を目前にしたあたりで、ポーッと長声の汽笛が聞こえました。
橋を透かして見ると、クリスタルヨットクラブのクルーズ船、レディ・クリスタルが、微速でこちらに接近中。

接岸するのでしょう、ゆっくりと右に舵を切り、流れるようなラインの舷側を、こちらに見せてくれました。
撮影地点のMapion地図

FI2618072_3E.jpg客船としては小型の部類とは言え、狭い運河での取り回しは、さぞ緊張させられることでしょう…と、思っているのは私だけで、プロたる船長さんは、慣れたものかもしれませんが。

邪魔にならないように、大きく取舵を切りつつ、ポンツンへの達着を見守りました。

FI2618072_4E.jpg運河も終点間近になって、ちょっとショック(と言うほどのことでもないか)なモノを見てしまいました。

過去の記事「お花見は曇り空だったけれど…7」で触れたように、水上警察署が、湾岸署に統合されたため、あの看板ももう見られないだろう…などと、少々寂しい気持ちになっていたら………。
ご覧のとおり、まだ取り替えられていませんでした。しかも、下4文字「上警察署」だけ、ガムテープで覆ってあるという、かなり「?」な状態で。

ちなみに、Mapion地図では、早くも「湾岸警察署別館」と、書き換えられていました。
撮影地点のMapion地図

FI2618072_5E.jpg京浜運河を出て、レインボーブリッジを望むところまで来ると、ちょうど、伊豆諸島開発の黒潮丸が、出港してゆくシーンに出会えました。

甲板上に、自動車をギッシリ積んで、どちらの島へのお届けものでしょうか。


(20年4月27日撮影)

(『4月27日のフネづくし…1』につづく)

海老取川の工事…2

(『海老取川の工事…1』のつづき)
FI2618071_1E.jpg稲荷橋の橋詰近くだけでなく、穴守橋の向こうにも、現場は続いているようです。

河口近くの、弁天橋の工事が終わったと思ったら、今度は護岸の改造と、のんびりムードだった海老取川も、最近は忙しくなってきました。
撮影地点のMapion地図

FI2618071_2E.jpg写真右側、従来の護岸の前に、鋼矢板が打ち込まれ、新たな岸を構築するようですね。

護岸を前進させて、親水施設や遊歩道を作るのは、ここ十数年盛んに行われてきた手法ですから…。海老取川にもいよいよ、水辺の散策道でも造るのでしょうか。


FI2618071_3E.jpg鋼矢板は、モノレールの整備場駅近くで、ぷつんと途切れていました。

この先にも、工事区間が延びるのか、それとも、このあたりまでが整備計画の範囲なのか、はてさて…。



FI2618071_4E.jpgその対岸、最近になって設けられた、暫定繋留施設。完成してしばらくは、空きが多かったようですが、徐々に埋まってきたようです。

もともと、近隣の水路に繋留していた小型船舶に、安全な繋船場所を提供するために造られたものですから、住み慣れた岸から、こちらに移動するだけでも、なかなか腰が上らない、という方も、少なくなかったに違いありません。
撮影地点のMapion地図

FI2618071_5E.jpg海老取川を抜けて、海老取運河に入った直後のあたり、浚渫船と、土運の設備をしたバージ、曳船が並んでもやっていました。

これらのフネブネも、護岸工事のために、出動してきたのかもしれません。


(20年4月27日撮影)

(『京浜運河点描』につづく)

海老取川の工事…1

(『恵比須運河…4』のつづき)
FI2618070_1E.jpg往路とは打って変わって、青天井の下にさざなみを輝かせる京浜運河を東へ。

帰りのコースは、おなじみの内水路ロングランコース…。


FI2618070_2E.jpg京浜運河から塩浜運河に入り、右折して千鳥運河(写真)を抜け、多摩運河を経由して、多摩川へ。

千鳥橋際のタンク、あいかわらず派手で、よく目立ちます。
撮影地点のMapion地図


FI2618070_3E.jpg西日がぎらつく多摩川の澪筋を、デッドスローでゆるゆる進み、これも毎度おなじみ、海老取川澪筋に進入。

あれれ、昔の着陸誘導灯(19年6月20日~24日掲示のタイトル)が、跡形もなく撤去されている…。澪筋進入のよい目標であり、砂州の中にポツンと立つ、その鄙びた雰囲気が大好きだっただけに、とても残念です。

FI2618070_4E.jpg海老取川に入り、船溜の間を、引き波を立てないように、抜き足差し足でかわすと…。

赤い稲荷橋の向こう、警戒船が見えました。工事中でしょうか。



FI2618070_5E.jpgクレーン船が盛んにブームを動かして、護岸工事の最中でした。先ほど恵比須運河で、クレーン船の活躍する様子を、見てみたいと思ったばかりだったので、これは嬉しい出会いです。

赤い船体の、警戒船で旗を振るおじさんにカメラを向けたところ、ニヤリと笑って「オレを撮るの?」と、はにかんだ仕草を見せつつ、ポーズをとってくれました。
撮影地点のMapion地図

(20年4月27日撮影)

(『海老取川の工事…2』につづく)

恵比須運河…4

(『恵比須運河…3』のつづき)
FI2618068_1E.jpgこちらは、立派なブリッジを持つ浚渫船と、ノッポの3層キャブが小粋な曳船。

カラフルな塗装が、鉄錆色の背景の中でひときわ目立ちます。




FI2618068_2E.jpg北岸の水路は、守屋町2丁目と3丁目の間を流れる、入江川の河口。先ほどからたびたび触れた堀割群、「入江川水系」の本流です。

実は、我が艇の進水地が、この奥を東西に走る、入江川第二派川の某所…。私はまだ入ったことがないので、いずれ里帰りを兼ねて、走ってみたいと思っています。
撮影地点のMapion地図

FI2618068_3E.jpg恵比須運河の終点が近づきました。ここを左折して、横浜の内港に出ることとしましょう。

おや、左側の角に並んでいるアレ、何だろう?



FI2618068_4E.jpg目盛りの切ってある、赤錆びた太い鋼管たちが、鋼矢板に沿って、斜めに打ち込まれています。

巨大なパイプオルガンのような眺めに、しばし見入ってしまいましたが…、何でしょう、新しい護岸の基礎を、造っている途中なのでしょうか。


FI2618068_5E.jpg恵比須町と出田町の間を抜けて、帰途につくことにしました。

横浜港北部の水路群、古い時代の埋立地に挟まれているだけあって、独特の魅力がありそうですね。「入江川水系」を含めた小水路たちにも、惹かれるものがあります。
近いうちに、改めて探索してみたいものですね。


(20年4月27日撮影)

(『海老取川の工事…1』につづく)