FC2ブログ

北十間川西端部…1

(『日曜日の閘門…2』のつづき)
FI2617891_1E.jpg話が前後しますが、せっかく江東内部河川に入ったのだから、未紹介区間も訪ねておこうと、北十間川の西端部…十間橋から西に、行ってみることにしました。

曇り空の下、旧中川を北上(旧中川については『旧中川ふたたび…1』以下のシリーズ参照)、江東新橋上流の、北十間川との丁字流を目指します。
写真は、前回の訪問で紹介し忘れていた、かつて、竪川の中川口だった場所です。
「干潮時にすり抜けろ!…8」でも触れたとおり、竪川の新辻橋付近から東は埋め立てられ、公園などに利用されています。ただ排水路として、細い溝渠は残されたので、写真のように暗渠の口が開いているのでしょう。
(竪川可航部については、『竪川…1』以下のシリーズ参照)
撮影地点のMapion地図

FI2617891_2E.jpg北十間川に入りました。最大の難所(?)、小原橋下の狭窄部を通過したところ。(北十間川については『北十間川…1』以下のシリーズ参照)

ここはご覧のとおり、生い茂った木が水面上に張り出している、なかなか雰囲気のある水路ですが、気をつけないと、木の枝に顔面パンチ(笑)を食らう危険箇所でもあります。
後ろを向いて、写真を撮っていた同乗者に、「ホラホラ、頭を下げないと危ないよ!」と、注意していたにもかかわらず、後頭部を思いきり叩かれていました。
撮影地点のMapion地図

FI2617891_3E.jpg横十間川との丁字流近く、柳島歩道橋の架かった短い区間は、北十間川で唯一、親水歩道が整備されているところです。

狭いスペースに、巧みに花壇と散策路を配した設計が、箱庭のような雰囲気で気に入っています。水路のちょうどよい狭さもあって、とても「居心地」(もちろん、艇で通るときの)が良いのです…。

FI2617891_4E.jpg親水歩道の柵に、真っ白な鷺君が留まっているのを発見!

不審船が近づいても動じない、悠揚迫らぬ態度は、まさに水辺の鳥の王者…ホメ過ぎかな?
こんな近くでお目にかかれることは、なかなかありません。




FI2617891_5E.jpg横十間川との丁字流に到着。左は横十間川、柳島橋。前方が十間橋、この先が未紹介区間です。
う~ん、タイトルの区間に到達するまで、一回分を費やしてしまった(泣)…ゴメンナサイ。

東京有数の狭水路の、しかも末端部。さて、どんな川景色を見せてくれるのでしょうか…。
撮影地点のMapion地図

(19年11月11日撮影)

(『北十間川西端部…2』につづく)

日曜日の閘門…2

(『日曜日の閘門…1』のつづき)
FI2617890_1E.jpg楽しい水位調整のひとときが終わり、深くなった閘室を後に、旧中川へ。

過去に何度かご覧に入れたときと、特に変わったところもない閘門通過風景ですが、やはり日曜日だからでしょうか、どこか、いつもとは違った雰囲気があるように思えます。
管理橋の上から、三々五々散ってゆく、見物の人の多さもあるのかもしれません。

そうそう、写真を撮り忘れたのですが、荒川閘門を出た直後、ようやく対向船一隻と行き会い、声をかけ合いつつ別れました。私同様、天候の回復を待って出港されたのでしょう。さて、16時30分の運転終了まで、何隻が利用してくれたのでしょうか…。

また、番所橋船着場(Mapion地図)には、先日も紹介した、荒川下流河川事務所の巡視艇「いわぶち」がもやって、警戒に当たっていました。ご苦労さまでした!

FI2617890_2E.jpgこちらも毎度おなじみ、扇橋閘門東口に到着。ここに至るまでのお話は、のちほどさせていただくとして、とりあえず「閘門デー」のことを先に…。

まあこちらとて、外観に何ら変わりがあるわけではないのですが、日曜日に閘門を通ることができる、その嬉しさをお伝えできればと思いまして…。

接近すると、間なしに排水が始まりました。いつもながら、レスポンスの良さには感心させられます。

FI2617890_3E.jpg放送によると、先着の通航船があるとのこと。排水が終わると同時に、扉体が上りましたが、閘室内に船影が見えず、また扉体から落ちる水が切れても、なかなか先着船は姿を現しません。

奥のほうにもやっているのかな? なかなか出てこないのは、きっと濡れるのが苦手な、オープントップ艇に違いない…などと、考えていると…。

FI2617890_4E.jpgご名答(笑)。オープントップ艇でした。

前扉のすぐ近くにもやっていたようで、水が完全に切れるのを見計らい、ゆっくりと出てきました。
わかりますよ、その気持ち…。勝手に共感して、手を振り合って別れました。

FI2617890_5E.jpg満水まで、例によって解説の放送を聞きつつ、水位がじりじりと上ってくる感触を満喫。バウのデッキに立って、アイ(繋留環)をつかんでいたので、満水になると、閘室天端を見渡すことができました。

初の「閘門の日曜日」としては、あいにくの天気だったのが残念でしたが、それでも短時間に、二隻の対向船に出会うことができたのですから、これで好天に恵まれれば、もっと多くの利用があったに違いありません。機会があったらまたぜひ、実施していただきたいものですね。
撮影地点のMapion地図

(19年11月11日撮影)

(『北十間川西端部…1』につづく)

日曜日の閘門…1

FI2617889_1E.jpg過去の記事「江東の2閘門、日曜日に運転!」で、すでにお知らせしたとおり、11月11日は、荒川・扇橋の2閘門が、初めて日曜日に運転を行う日です。

前日から天気は荒れ模様で、当日の朝に至っても、あいにくと強い雨が…。せっかくの「閘門の日曜日」ですから、少し小降りになってきたのを見計らい、とにかくマリーナまで行ってみようと出かけると、こちらの地面はほとんど乾いており、土砂降りは内陸部だけだったことが判明。
艇が荒川を遡上しだしたころには、厚い雲の切れ目から、ときおり薄日がのぞくほどまで回復しました。

FI2617889_2E.jpg穏やかな荒川を遡って、毎度おなじみ閘門様の前に到着……したものの、おや、船影はゼロですか(泣)。

そりゃあ、街場はついさっきまで雨降りだったんだから、誰も出て来ていないのは当然といえば当然か…、と一人ごちつつ、閘門正面へ艇を回しました。


FI2617889_3E.jpg近づいてみると、荒川側の扉体が開放されていました。と、いうことは、私の前に、旧中川から荒川へ通航した艇があった、ということでしょうか。
それを思うと、少しだけ気が晴れました。

「こちらは荒川ロックゲートです、そのまま進入してください」…管理事務所からの放送が聞こえてくると、閘門通過の気分が盛り上がり、何度も来ているにもかかわらず、やっぱり嬉しくなってしまいます。
しかも今日は、江東の2閘門にとって初めての日曜日、通る嬉しさもいや増そうというものです。

FI2617889_4E.jpg扉体を開放して、時間が経っているのでしょう、しずくはほとんど落ちてこないので、ギリギリの位置から扉体を見上げて、撮ることができました。

完成から2年、さすがに貝や藻が付いて、だいぶ汚れてきましたね。
船なら上架か、ドック入りさせて、船底掃除と再塗装を…、と来るところですが、水門の場合は、どのくらいの頻度でメンテナンスをするのでしょうか。

FI2617889_5E.jpg閘室に入りました。昼の干潮時を過ぎたころだったので、潮位は100cmとちょっと。チェーンにつかまって、排水までのひとときを楽しむとしましょう。

いつもと違うのは、やはり日曜のせいか、見物人の多かったこと…。
通過までは、何度も放送がかかりますから、通りすがりの人でも、何事かと足を止めるでしょう。扉体が閉まるころには、前後の管理橋に、結構な数の人たちが集まり、じっとこちらを眺めていました。

う~ん、ちょっと恥ずかしい…。
撮影地点のMapion地図

(19年11月11日撮影)

(『日曜日の閘門…2』につづく)

11月4日の川景色

(『11月4日のフネブネ』のつづき)
FI2617888_1E.jpg隅田川にて、おフネ写真の収録漏れを一枚。

曳船の、キャブ前面がわずかに傾斜した、独特のスタイルもさることながら、目を引かれたのは、後ろに曳いているバージ…。
なんだかえらく小さくて、四角い船体を、ピョコピョコとピッチングさせるその姿は、可愛らしささえ感じさせるほどでした。

FI2617888_2E.jpg石神井川にて、逃げる鴨さんたちの後姿を…。

「変なフネが来たがー」
「くつろいでいたのに、まったく迷惑だがー」
…鴨さんたちの気持ちを想像して、アフレコしてみました(笑)。


FI2617888_3E.jpg新荒川大橋を過ぎたあたりから、新旧の岩淵水門を望んだところです。

近くで見ると、堂々として風格ある両水門も、頭上に橋桁を入れて撮ってみると、模型のようにこぢんまりとして見えますね。


FI2617888_4E.jpg隅田川西岸、浅草にほど近い護岸には、何かのイベントでしょうか、色鮮やかな布が、ずらりと並べられていました。

見物客らしい人通りも多く、なかなか賑やかです。




FI2617888_5E.jpg塗りなおしの最中なのか、厩橋は足場で覆われていました。

東京が誇る「橋の博物館」、いつまでも美しくあってほしいものですね。



(19年11月4日撮影)

11月4日の項の参考文献
東京の橋 生きている江戸の歴史 (石川 悌二 著)新人物往来社
戸田河岸と荒川の舟運 戸田市立郷土博物館

(この項おわり)

11月4日のフネブネ

(『石神井川初探訪…5』のつづき)
FI2617887_1E.jpg11月4日に見かけた船影をご覧に入れます。今回は、顔なじみの船たちの、航行中の姿をいくつか撮ってみました。

荒川の河口付近で出会った、新砂の船宿・晴海屋さんの屋形船。晴海丸だったかな?(間違っていたらごめんなさい) 白い船体に、線の細いスマートなデザインは独特で、一発で晴海屋さんの持ち船とわかるほどです。
あ、頭上に偶然、ヘリコプターが写りこんでいる…。

FI2617887_2E.jpg三領水門付近では、国交省・荒川下流河川事務所の巡視艇「いわぶち」が、パトランプを光らせつつ追い越してゆきました。

穏やかな好天に恵まれたこの日は、荒川を上下する船も多かったですから、監視や指導に忙しかったことでしょう。


FI2617887_3E.jpg隅田川では、橙色の船体も鮮やかな曳船が、丸い船首で水を押し分けつつ遡上してくるのに遭遇。タイヤのフェンダーを、ずらりと舷側に並べた姿は、いかにも働き者といった風情です。

この船にも、何度か出会ったことがあります。船名は「たから丸」だったような…。こちらも、間違えていたらご容赦くださいね。


FI2617887_4E.jpgこれは本当におなじみ、観光汽船の水上バス「ヒミコ」。
もはや隅田川の顔役、と言ってもいいくらいです。

竪川水門を背に、悠然と遡上してゆく姿を見送りました。



FI2617887_5E.jpg日も傾いてくると、お客さんを満載した屋形船たちが、次々とお台場に向けて隅田川を下ってゆきます。

こちらは神田川・柳橋にある、あみ新さんの屋形船です。行ってらっしゃい!


(19年11月4日撮影)

(『11月4日の川景色』につづく)